ウィリアムズF1チームの商業・マーケティング責任者に就任したポール・アセンシオ、2023年4月
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ウィリアムズF1、総合格闘技「UFC」からポール・アセンシオを獲得…CROに起用

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ウィリアムズ・レーシングは4月6日(木)、最高収益責任者(CRO)としてアメリカの総合格闘技「UFC」からポール・アセンシオ(Paul Asencio)を引き抜いた事を明らかにした。

アセンシオはグローバル・パートナーシップ担当上級副社長としてUFCの商業面を統括。それ以前はメジャーリーグのニューヨーク・メッツで同様の職務に就いていた。

UFCは昨年、過去最高のスポンサーシップ売上を記録するなど、前年比20%増の約13億ドル(約1,700億円)という「記録的な収益」を叩き出した。

アセンシオは4月10日(月)付けで英国グローブのチームに合流し、F1チームの商業・マーケティング部門を統括する。

アセンシオについてウィリアムズのマシュー・サベージ会長は「UFCやMLBを含むグローバルスポーツで素晴らしい実績を持つ人物だ。彼の貢献を楽しみにしている」と語った。

またアセンシオは「フォーミュラ1は素晴らしい成長軌道に乗っている。その一員になれる事を嬉しく思う」と語った。

イギリスの名門チームは今や、アメリカと強い繋がりを持つ。

チームを所有するのは米国を拠点とする投資会社ドリルトン・キャピタルで、初開催のラスベガスを含むアメリカ国内で3つのグランプリが開催される今季に向けては、グリッド唯一のアメリカ人ドライバー、ローガン・サージェントを起用した。