ブレンドン・ハートレー「勝負出来るだけの速さがあるのは間違いない」
F1第18戦アメリカGP予選を終えて、トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーがセッションを振り返り、決勝に向けての見通しを語った。ハートレーはQ1の最後のランで1分35秒206を記録。マクラーレンのフェルナンド・アロンソを蹴落とし15番手でQ2進出を決めた。
エンジン交換によるグリッド降格が確定していたため、Q2ではアタックをせずに決勝を見据えてのスタート練習に励んだ。マシンを降りたハートレーは決勝での苦戦を予想しながらも、ライバルと真っ向勝負出来るだけの速さがあるのは間違いないと語り、追い上げへの意気込みを示した。
ホンダは今週末、”スペック3改”とも言うべき新たなエンジンを投入。シーズン残り4戦に向けて逆襲の狼煙を上げた。
勝負出来るだけの速さがあるのは間違いない
ブレンドン・ハートレー予選: 14位, FP3: 19位
僕らにとっては今日の予選はさほど大きな問題じゃなかった。決勝での後方スタートが決まっていたからね。今朝のセッションを終えてマシンを出来る限り決勝用にセットアップし、その上で予選に臨んだ。Q2はスタート練習のために時間を使ったよ。
明日のレースは厳しい戦いになると思うけど、僕らには間違いなくライバルと戦えるだけのペースがある。あらゆるチャンスをモノにして良い結果が残せる事を祈るよ。万全の準備を整えておかなきゃね。
ポールポジションはメルセデスAMGのルイス・ハミルトン。2番手はフェラーリのセバスチャン・ベッテル。3番手はキミ・ライコネンという結果となった。ベッテルは赤旗減速違反のために3グリッド降格の5番グリッドからの巻き返しを狙う。
2018年F1第18戦アメリカグランプリ決勝レースは、日本時間10月22日(月)3時10分から行われ、1周5516m、反時計回りのサーキット・オブ・ジ・アメリカズを56周する事で勝敗を決する。