アイスバス(氷風呂)に入るシャルル・ルクレール(フェラーリ)、2023年9月15日F1シンガポールGP
Courtesy Of Ferrari S.p.A.

シャルル・ルクレール、米大手タレント事務所WMEと契約

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シャルル・ルクレール(フェラーリ)が米国カリフォルニア州に本社を構える大手タレントエージェンシー「WME(ウィリアム・モリス・エンデバー)」と契約を結んだ事が現地10月24日に明らかにされた。

ルクレールのマネジメントはニコラ・トッド率いる「オール・ロード・マネジメント」が担当しているが、本契約は米国におけるエンターテイメントおよび商業活動に関するものだ。

ジル・ビルヌーブ・サーキットのパドックで報道陣の質問に応じるシャルル・ルクレール(フェラーリ)、2023年6月15日F1カナダGPCourtesy Of Ferrari S.p.A.

ジル・ビルヌーブ・サーキットのパドックで報道陣の質問に応じるシャルル・ルクレール(フェラーリ)、2023年6月15日F1カナダGP

ルクレールはF1の歴史そのものとも呼ぶべきイタリアの伝説的チーム、スクーデリア・フェラーリでの5シーズン目を迎えているが、その活動は多岐に渡る。

2020年にはフランス人映画監督、クロード・ルルーシュの短編映画「Le Grand Rendez-Vous(ル・グラン・ランデヴー)」に出演。2022年には「トイ・ストーリー」のスピンオフ映画「バズ・ライトイヤー」のイタリア語吹き替え版で出演した。

また今年4月にはピアノ作曲によるデビューシングル「AUS23 (1:1)」をリリース。ジョルジオ・アルマーニやレイバンともスポンサーモデル契約を結んでいる。

世界各国にオフィスを構えるWMEは、映画、テレビ、音楽、演劇、デジタルメディア、出版分野などにおいて多くのセレブリティやアーティストの代理人を務め、マーケティング、ブランド戦略、商業的な権利交渉など、クライアントを多角的にサポートしている。

WMEとの契約は、ルクレールが米国内においてスポーツのみならずエンターテイメント分野でも成功を目指していることの表れと言えそうだ。