2021インディカー・シリーズ第12戦ビッグマシン・スパイクド・クーラーズGPの公式予選が現地8月13日(金)にインディアナポリス・モーター・スピードウェイ（IMS）で行われ、パトリシオ・オワード（マクラーレンSP）が1分10秒7147のベストラップを記録して今季3度目のポールポジションを獲得した。

0.0067秒差の2番手はウィル・パワー（チーム・ペンスキー）。3番手にはルーキーのロマン・グロージャン（デイル・コイン・レーシング）が、そして4番手にはアルピーヌF1アカデミー所属のインディカー初参戦を迎えたクリスチャン・ルンガーが続く結果となった。

首位アレックス・パロウ（チップ・ガナッシ）と48ポイント差のランキング3位につけるオワードは「今回がターニングポイントになる事を望んでいた」と予選を振り返った。

「ここ3戦は本当に厳しいレースが続いていたけど、ビクトリーレーンに戻る準備は整っている。今日のポールはそれに向けた第一歩だ」

ランキングリーダーのパロウは6番グリッドからレースに臨む。パロウに42点差のランキング2位につけるチームメイトのスコット・ディクソンは、予選Q1の最終ラップでスピンを喫した事で今季ワーストの26番手からスタートする。

レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの佐藤琢磨は23番手に終わったプラクティスを経て、グループ2から公式予選にトライ。1分11秒4174と奮わず16番手に留まった。

「トラフィックや赤旗の影響もあり、今回もプラクティスではレッドタイヤで1周を走りきる事ができず難しい1日でした」と佐藤琢磨。

「クルマには素晴らしいポテンシャルがあったと思いますが、コンディションに合わせたマシンバランスを取る事に酷く苦戦してしまいました」

「非常に残念ではありますが、データを見直して明日に向けてクルマをまとめていけると思っています。本当に悔しいですね」

ハイライト動画と放送日程

日本ではGAORA SPORTSが日本時間14日(土)25時30分より決勝レースを生中継する。視聴には「スカパー！」の他、光回線を使った「ひかりTV」「auひかり」なら、面倒なアンテナ設置なしでインディカーを楽しむ事もできる。更に今季からはHulu ライブTVでもストリーミング配信される。

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2021年第12戦インディアナポリス予選結果