ホンダは10月24日にテキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ（COTA）で開催されるF1第17戦アメリカGPに向け、無料で遊べるレーシングゲーム「Honda EvoTrack」をリリースした。

「Honda EvoTrack」はモバイルおよびデスクトップPCを対象としたもので、ホンダがレッドブル・レーシングの協力を得てWave社と共同で開発した。障害物に衝突したりターンをミスしたりすることなく、できるだけ多くの周回数をこなすことを目的としたゲームで、進めば進むほどスコアが加算されていく。

PCの場合はマウスでクリックするか、あるいはドラッグするかでステアリングを操作する。スマホやタブレット等のモバイル端末の場合は、指でドラッグしてクルマの向きを操作する。ハンドリングは繊細でかなり難しい。

コース上にはいくつかのブーストが用意されており、プレイヤーはコインを集めて別の異なるマシンをアンロックしたりカラーを変更したり、レッドブル・ホンダF1をテーマにした特別なリバリーを手に入れる事ができる。

車種としては、デビューしたばかりの新型2022年モデルのSiを含むシビックの一群や、マックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスが駆るレッドブル・ホンダの2021年型F1マシン「RB16B」、10代目シビックタイプRが収録されている。

コースはレッドブル・レーシングをテーマにした「サーキット」、イリノイ州シカゴからカリフォルニア州ロサンゼルスまでを結ぶルート66をイメージした「デザート・トレイル」、そして近代と伝統が融合した近未来的な「ネオ・シティ」の3つが用意されている。

ゲーム内では4週間に渡って、特別な商品が貰えるコンペティションが合わせて実施される。各週でトップ3に輝いたレイヤーには、ホンダまたはレッドブル・レーシングの公式ライセンス商品が貰えるデジタルクーポンがプレゼントされる。リーダーボードは毎週リセットされる。

ゲームはアプリ形式ではなくevotrack.honda.comで提供される。

なおレッドブルとアルファタウリはF1アメリカGPでホンダの高級車ブランド「アキュラ」のロゴをマシンに掲げる。また4名のドライバー達はアキュラのロゴが入れられたレーシングスーツとバイザーを使用する。

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