ハジャー、手首骨折の詳細明かす「完治前」の復帰へ。レッドブル契約延長は「当然」

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アイザック・ハジャー(レッドブル)は9月23日(水)、バクーで行われた2026年F1第15戦アゼルバイジャンGPの記者会見で、手首の外側に小さな骨折があることを明かした。直近3戦を欠場し、今後もしばらく痛みは続くというが、今週末の復帰に向けて「ドライブするには十分な状態だよ」と語った。

手術せず自然治癒「痛みは続く」

負傷とリハビリの内容について尋ねられたハジャーは、「手首の外側に小さな骨折があって、回復にはかなり時間がかかるんだ。手術は必要なかったから自然に治るのを待っているんだけど、少し時間が必要なんだ」と説明した。

「今は負荷に耐えられるだけの強度まで回復しているみたいだし、シミュレーターでのテストもうまくいった。コックピット内と似た環境、というよりは、ほとんど同じと言っていいはずで、実際のコースではアドレナリンも出るし、たぶん大丈夫だと思う」

負傷から間もなく6週間を迎えるが、骨折した骨の名称や、どのように負傷したかについては、具体的な説明はなかった。一方でまだ完治はしておらず、「しばらくは痛みが続くと思う」と明かした。

トレーニングにも制約があった。ハジャーは「左腕は基本的に何もできなかったから、トレーニングは全然楽しくなかった。ちょっと退屈だったね」と振り返った。

ドライバー記者会見で笑顔を見せるアイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)、2026年9月23日(水) F1アゼルバイジャンGPメディアデー(バクー市街地コース)Courtesy Of Red Bull Content Pool

ドライバー記者会見で笑顔を見せるアイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)、2026年9月23日(水) F1アゼルバイジャンGPメディアデー(バクー市街地コース)

手首は100%の状態なのか、動きに制限はないのかとの質問には、「ドライブするには十分な状態だよ」と答えた。

回復の手段や復帰の時期を巡っては、MotoGP王者のマルク・マルケスに相談したとの報道もあった。これについてハジャーは「本当だよ」と認めつつ、どんな言葉をかけられたのかと重ねて尋ねられると、「レースには出るな、って!」と明かした。

最後のレースはサマーブレイク前のハンガリーGPだった。3戦の欠場を経て、ハジャーは再びレースに復帰できることへの喜びを口にした。

「プレッシャーや、コース上での戦いが何より恋しかった。そこから離れてみると、人生ってちょっと……平坦で退屈なんだと気づくんだ。とにかく戻りたくなる。この数週間はもどかしかった。また戻ってこられてうれしいよ」

復帰戦の舞台となるバクー市街地コースについては、難しいコースだと認めながらも、具体的な順位目標は設けていないという。「クルマには競争力があるし、前の連中との争いに加わりたい。それだけだよ」と、上位での戦いに意欲を示した。

2027年契約延長、交渉は代理人に一任

バクーでの復帰発表後に公表されたレッドブルとの契約延長についても質問が及んだ。

交渉の経緯についてハジャーは、「僕自身は話し合いすらしていない。交渉は代理人に任せているからね。僕はコース上でやるべきことをやる。それだけだよ」と説明した。

来季の去就がこの段階で決まったことについては、「うれしいけど、当然のことだよ。ただ期待だけを抱いてここにいるわけじゃない。コース上で自分の力を示すために僕はここにいるんだ。それができれば、あとは自然とついてくる。だから、ある意味では当然のことだと思う」と語った。

一方、複数年契約なのかと尋ねられると、ハジャーは「実は知らないんだ。気にしちゃいない。いい走りをしていれば残れる。それだけだよ」と答え、契約期間を明らかにしなかった。

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