アストンマーティン・ホンダ、F1オーストリアFP1でルーキー枠2回目消化へ。”特別な地”での走行に意欲クロフォード

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アストンマーティン・ホンダは2026年6月19日(金)、レッドブル・リンクで開催される次戦F1第8戦オーストリアGPのフリー走行1回目(FP1)で、ランス・ストロールに代えてサードドライバーのジャック・クロフォードを起用すると発表した。

レッドブル・リンクは、クロフォードにとって特別な意味を持つ場所だ。2024年6月、彼がアストンマーティンのF1マシンを初めて走らせた地が、このサーキットだった。それから2年を経て、今度は公式セッションで最新型AMR26をドライブする。

また、テストセッションでの走行やFIA-F2選手権、FIA-F3選手権での参戦を通じてよく知るコースでもある。ジュニア・カテゴリー時代には、F3とF2の両方で勝利を挙げている。

「取り組みの成果を活かしたい」とクロフォード

ガレージ内で視線を向けるジャック・クロフォード(アストンマーティン・ホンダ リザーブドライバー)、2026年3月27日(金) F1日本GP FP1(鈴鹿サーキット)Courtesy Of Aston Martin Lagonda Limited

ガレージ内で視線を向けるジャック・クロフォード(アストンマーティン・ホンダ リザーブドライバー)、2026年3月27日(金) F1日本GP FP1(鈴鹿サーキット)

「またレース週末にAMR26をドライブする機会が得られて最高だよ」とクロフォードは語る。

「オーストリアはよく知っているサーキットだ。アストンマーティンのF1マシンで初めてテストしてから約2年を経て、またレッドブル・リンクに戻ってこられて本当に嬉しい。本当に特別なことだ」

「今季はシミュレーターを通してチームをサポートするのにかなりの時間を費やしてきたし、最近はバルセロナでタイヤテストもこなした。だからその成果を活かすのを楽しみにしている」

「F1マシンをドライブできる機会はいつだって貴重だから、チームに有益なフィードバックを届けて、セッションを最大限に活かすことに集中したい」

今回のFP1出走は、クロフォードにとってアストンマーティンでの通算4回目、今季2回目となる。前回は3月の日本GPで、フェルナンド・アロンソのAMR26をドライブした。

チームにとっては、今季課されている4回のルーキー起用義務のうち2回目の消化にあたる。競技規則は各チームに対し、グランプリ参戦経験が2戦以下のドライバーを、マシン1台につきシーズン中に2回起用することを義務付けている。

前戦バルセロナ・カタロニアGPでは、計7チームがルーキー起用枠を消化したが、アストンマーティン・ホンダはオーストリアまで後ろ倒しにした形だ。

21歳のアメリカ人ドライバーはこれまでに、アストンマーティンのF1マシンで3,800kmを超える距離を走り込んでおり、現在レースシートを持たない若手の中では最も走行経験が豊富なドライバーの一人と位置づけられている。

レースシート獲得への礎となるか

アストンマーティンのチーフ・トラックサイド・オフィサーを務めるマイク・クラックは、今回のFP1出走について、クロフォードの育成プロセスにおける重要な機会になるとだ説明した。

「ジャックはサードドライバーとして重要な役割を担っている。今回のFP1も、そのプロセスにおける有益な一歩となる」

「彼は今シーズンを通じてシミュレータープログラムに深く関わってきた。また、バルセロナではピレリタイヤテストで実りある走行を行った」

「オーストリアは、レース週末という環境の中で彼の視聴を評価する場となる。またチームにとっても、有益なデータを収集する新たな機会となる」

来月45歳の誕生日を迎えるアロンソの現行契約は今シーズン末までとなっており、現役引退あるいは他チームへ移籍した場合、クロフォードは後任候補の一人として検討される可能性がある。

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