バクー市街地コース、2019年F1アゼルバイジャンGP1回目のフリー走行にて
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正式発表:F1アゼルバイジャンGPのFP2は定刻通り開始

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コース管理上の問題発生を受けてF1とFIA国際自動車連盟は、2019シーズン第4戦アゼルバイジャンGPの2回目のフリー走行開始時刻を1時間半遅らせる方向で調整を行っていたようだが、定刻通りのスタートが正式決定した。FP2は26日(金)現地17時、日本時間同日22時にグリーンフラッグを迎える。

緩んだマンホールの蓋によってジョージ・ラッセルがクラッシュを喫した事で、アゼルバイジャンGPのフリープラクティス1の走行時間は僅か12分に制限され、問題箇所の修正と他のマンホールの再チェックのために、その後セッションが中止された。

バクー市街地コースは、スパ・フランコルシャンに次ぐ6kmもの全長を誇り、トラック上のマンホールの数は320近くにも及ぶ。トラック上の再検査のために、現地15時から予定されていたサポートレースのF2予選には遅れが発生した。

ラッセルのマシンは下回りを中心にダメージを負っており、チームは修復ではなく予備用シャシーに交換する事を発表。レギュレーションでは車体の再検査を義務付けており、ラッセルはFP2を欠場する事になる。

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