
アルボン、不用意な仕掛けでペナポ処分―「勘弁してくれ」コラピント嘆く
アレックス・アルボン(ウィリアムズ)は、2025年F1第17戦アゼルバイジャンGPでフランコ・コラピント(アルピーヌ)と接触し、10秒ペナルティに加えて2点のペナルティポイントを科された。レース後、潔く自身の責任を認めた。
ターン5での不用意な仕掛け
接触は16周目に発生した。アルボンはアンダーカットを狙ってピットストップに動いたが、その翌周にコラピントもピットイン。再びコラピントの後方に回ることとなり、ターン5のイン側で仕掛けた。
だが、その動きはあまりにも遅く、既にターンインしていたコラピントの左リアに接触。スピンを喫して後方に転落したコラピントは「勘弁してくれよ」と苛立ちをあらわにした。
アルボンはスタートポジションを6つ挽回して13位フィニッシュしたが、コラピントは完走19台中最下位に終わった。
スチュワードは「アルボンの前輪はコラピントのミラーにすら届いておらず、当該コーナーの優先権はなかった」と結論づけ、「全面的な過失」を認定した。
アルボンには10秒ペナルティに加え、2点のペナルティポイントが加算された。これにより直近12ヶ月間の累積ポイントは4点となった。
非を認めるアルボン、接触で更に悪化とコラピント
一件についてアルボンは「フランコに接触してしまったのは、間違いなく褒められたものじゃない。僕の責任だ」と語り、潔く非を認めた。
一方のコラピントは「本当に厳しい1日だった。ペースが全くなかったから、改善に向けて努力し続けなきゃならない。おまけにアレックスとの接触で12秒も失い、さらにフロントウイングが壊れて酷いアンダーステアに悩まされ、フラットスポットもできてしまった。本当にきつかった」と振り返った。
2025年F1第17戦アゼルバイジャンGPは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポール・トゥ・ウインで制し、キャリア通算67勝目を挙げた。2位にはジョージ・ラッセル(メルセデス)、3位にはカルロス・サインツ(ウィリアムズ)が入り、移籍後初の表彰台を獲得した。
次戦はマリーナベイ市街地コースで開催されるシンガポールGP。10月3日にフリー走行1が行われ、ナイトレースの週末が幕を開ける。