
F1マイアミGP、2チームが特別リバリー投入へ。星条旗&黄色がサンシャイン・ステートを彩る
2026年F1第6戦マイアミGPに向け、キャデラックF1チームとアルピーヌF1チームが、それぞれスペシャルリバリーを採用することを発表した。アメリカでの一戦に合わせた特別な装いが、マイアミ・インターナショナル・オートドロームを彩ることになる。
マイアミGPはキャデラックにとって初のホームレースとなる。一方のアルピーヌにとっては、主要スポンサーにとって重要な市場での一戦となり、2025年に3戦で使用したメルカドリブレ仕様を復活させる。
キャデラック、星条旗をモノクロリバリーに融合
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2026年F1第4戦マイアミGPでキャデラック「MAC-26」に施されるスペシャルリバリー、2026年4月28日 (1)
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2026年F1第4戦マイアミGPでキャデラック「MAC-26」に施されるスペシャルリバリー、2026年4月28日 (3)
キャデラックの特別リバリーは、今年2月の第60回スーパーボウルで初公開された黒と白のツートーンを基調としつつ、アメリカらしさを表現する要素として星条旗のモチーフを組み込んだものだ。
フロントウイングにはアメリカの50州を表す50個の星が配置される。さらにリアウイングには、赤、白、青の星とともに「USA」の文字を組み合わせる。チームと主要パートナーであるTWG AIのアメリカン・アイデンティティを示すデザインだ。
ドライバーのセルジオ・ペレスとバルテリ・ボッタスも、マイアミ専用のレーシングスーツを着用する。
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2026年F1第4戦マイアミGPでキャデラック「MAC-26」に施されるスペシャルリバリー、2026年4月28日 (6)
「初のホームレース」に込めた意図
今回のデザインについてキャデラックのチーフ・ブランド・アドバイザーを務めるキャシディ・トーリスは、過度な装飾を伴わず、チームの既存の印象を保ちながらホームグランプリを表現するものだと説明した。
「マイアミGP用スペシャルリバリーは、通常カラーの延長線上にあり、過剰に語るものではない。意図的で、自信に満ちたものだ。これは我々にとって初めてのホームレースであり、ファンがこれまで見慣れてきたものをきちんと認識できることが重要だった。コース上で初めて目にする観客の反応が今から楽しみだ。ホームに勝る場所はない」
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2026年F1第4戦マイアミGPでキャデラック「MAC-26」に施されるスペシャルリバリー、2026年4月28日 (8)
TWG AIの社長を務めるドリュー・クーカーは今回のカラーリングについて、単なるデザインではないと語る。
「マイアミはチームにとって大きな節目であり、そのマシンに自分達の名前が刻まれることを誇りに思う。初めてのアメリカでのレースに向けたこの新しいリバリーは、単なるデザインではない。アイデンティティと意図を示すものだ」
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2026年F1第4戦マイアミGPでキャデラック「MAC-26」に施されるスペシャルリバリー、2026年4月28日 (5)
アルピーヌはメルカドリブレ仕様が復活
もう一つのスペシャルリバリーは、A526に施されるメルカドリブレ仕様だ。アルピーヌは、2025年に3戦で使用した特別カラーをマイアミで再び採用する。実際のデザインは追って発表される見通しだ。
エンジンカバーとリアウイングには、メルカドリブレを象徴する「握手」のロゴが掲げられ、フロリダ州の異名「サンシャイン・ステート」にふさわしく、A526には鮮やかな黄色のアクセントが施されることになる。同社はコラピントの支援企業だ。
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アルゼンチン・ブエノスアイレスに本社を置くeコマース企業メルカド・リブレとアルピーヌが共同で展開するキャンペーン「Unidos por la Velocidad(スピードで結ばれて)」の一環として制作された特別リバリー採用のA525、2025年10月16日F1アメリカGP (3)
コラピント、60万人集結の母国からマイアミへ
前戦日本GP後、ピエール・ガスリーとフランコ・コラピントは、エンストンのファクトリーでA526の開発作業に取り組みつつ、忙しいシーズン序盤を経て束の間の休息を楽しんだ。
特にコラピントは、この期間に母国アルゼンチンの首都ブエノスアイレスへ戻り、ショーランに参加。60万人もの観衆を前に、2012年に勝利を挙げたE20で高速走行とドーナツターンを披露した。アルピーヌによれば、コラピントはブエノスアイレスの市街地でF1マシンを走らせた初のアルゼンチン人となった。
コラピントは、母国でF1マシンを走らせた経験について「どれほど特別だったのか、今でも信じられない」と振り返りつつ、すでに意識はマイアミのスプリント週末へ向いていると語った。
「ファンは本当に温かく応援してくれたし、彼らのために走れて本当に良かった。でも今は、マイアミと、その先に控えるスプリントウイークエンドに全神経を集中させている」
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アルゼンチン国旗を掲げてBWTカラーのアルピーヌF1マシン上に立つフランコ・コラピント、2026年4月26日(日) ブエノスアイレス・ロードショー
特別カラーの裏で問われる競争力
見た目の変化と併せて、両チームにとってマイアミは競争面でも重要な週末となる。まだポイントを獲得できていないキャデラックは、Q2進出争いに向けた一歩を踏み出せるかどうかが焦点となる。
一方のアルピーヌは今季全戦でポイントを獲得しており、エグゼクティブ・テクニカル・ディレクターを務めるスティーブ・ニールセンは、マイアミでもポイント争いを続ける意向を示している。多数がアップグレードを投入するとみられる中、アルピーヌもマイアミに向けて一部の開発項目を前倒ししたという。
ガスリーも、鈴鹿での競争力を引き継ぎ、Q3とポイント争いに加わることを目標に掲げた。マイアミはスプリント週末のため、金曜日のフリー走行でどれだけ準備を整えられるかが重要になる。