
メキーズに投げかけられた「角田裕毅に2027年の居場所はある?」代役3戦への評価とその答え
レッドブルのチーム代表を務めるローラン・メキーズは、代役としてF1復帰を果たした角田裕毅のこれまでの仕事ぶりについて「良い仕事をしてくれている」と評価する一方、角田に2027年のF1シートがあると考えているかとの問いには、具体的な回答を返さなかった。
メキーズは角田をどう評価したか?
アイザック・ハジャーの負傷に伴い、角田はリアム・ローソンがレッドブルで代役を務めたことで空いたレーシング・ブルズのシートから3戦に出場した。
初戦のオランダGPでは新世代マシンでの初ドライブながら入賞に迫る11位フィニッシュを果たし、続くイタリアGPでは10位に入って1ポイントを獲得したものの、3戦目のスペインGPでは1周目に追突され、14位に終わった。
角田の復帰をどう見ているかと問われたメキーズは、その仕事ぶりを肯定的に評価した。
「ユーキはレッドブル・ファミリーの一員だし、もちろん、素晴らしいことだ。レーシング・ブルズ側のことを私が代弁することはできないが、彼が今回こうしてマシンに乗る機会を得て、良い仕事をしてくれているのは素晴らしいことだ」
メキーズはさらに、角田のように突然の代役要請にも応えられるドライバーがベンチに控えていることは、レッドブル陣営にとっての利点だと強調した。
「こういう時に、コンディションを維持し、いつでもマシンに飛び乗れる状態に準備を整えているドライバーがいるのは、我々にとって本当に恵まれたことだ。決して簡単なことではないからね」
一方、「2027年のグリッドに角田の居場所があると思うか?」との質問に対しては、「まだ判断するには早い」と明言を避け、現在の仕事ぶりを評価するにとどめた。
ハジャー復帰はバクー直前まで判断せず
また、ハジャーに代わってRB22を走らせたローソンについては「6位でフィニッシュしてしっかりポイントを獲得してくれたし、トップ4チームと渡り合っていた。それはまさに我々が彼に求めていたことだ」と高く評価した。
角田の代役参戦が4戦目に突入するか否か、2027年のシート獲得に向けたチャンスが続くかどうかはハジャーの回復次第だ。
次戦アゼルバイジャンGPまでは2週間のインターバルがある。ハジャーにとっては、手首の負傷から約1カ月が経過することになるが、アゼルバイジャンでのハジャー復帰の見通しについてメキーズは、できるだけ直前まで回復状態を見極めたうえで最終判断を下す方針を示した。
「次のレースまでは2週間ある。ギリギリまで時間をかけて判断するつもりだ。まずはアイザックの状態を改めて確認し、そのうえで彼をシミュレーターに乗せて、そこから判断する」
復帰判断の基準について、メキーズは「アイザックが100%の状態で復帰できるかどうか」にあると強調した。
「考え方は変わらない。最優先事項は彼の完治であり、それに沿って検討していく」