
F1バルセロナGP:8位コラピントに黄信号、決勝後に召喚3名
2026年F1第7戦バルセロナ・カタロニアGPの決勝レース後、3人のドライバーがスチュワードに召喚された。フランコ・コラピント(アルピーヌ)と、ウィリアムズのアレックス・アルボン、そしてカルロス・サインツだ。
コラピントは黄旗に関する違反の疑い、ウィリアムズの2人はスタート手順違反の疑いで、それぞれスチュワードに事情を説明することになる。
8位コラピントに黄旗違反の疑い
コラピントは、レース終盤に発生したアンドレア・キミ・アントネッリとシャルル・ルクレールのリタイアに乗じて順位を上げ、チームメイトのピエール・ガスリーに次ぐ位置でチェッカーを受けていた。だが、この8位入賞に黄信号が灯った。
コラピントはレース終盤に振られたシングル・イエローに対し、十分に減速しなかった疑いがもたれている。F1競技規則B1条8項4号a違反に該当する可能性があるとして、現地時間17時20分よりスチュワードの聴取を受ける。
タイムペナルティが科された場合、コラピントにとっては致命的なダメージとなる可能性がある。後方9位のリアム・ローソンとの差は2.357秒差で、さらに10位のアーヴィッド・リンブラッドとの差も8.207秒であるためだ。
ウィリアムズ勢はスタート規定違反疑惑
コラピントに加え、ウィリアムズの二人のドライバーも召喚された。両者は、スタート手順違反の疑いで審議の対象となっており、現地時間17時より聴聞が行われる。
スチュワードによれば、ウィリアムズの2台はいずれも競技規則B5条5項5号に違反した疑いがある。
この条項は、フォーメーションラップの開始1分前を告げるシグナルが提示された後の手続きについて定めたもので、例えば「ファストレーンを含め、15秒シグナルが提示されるまでに、全チーム関係者はすべての装備を携えてグリッドから退出しなければならない」といった内容が記されている。
ウィリアムズにとって、この日はただでさえ過酷な1日だった。2台ともにペースが著しく遅く、ポイント争いには全く絡めなかった。サインツはトップから2周遅れの12位でフィニッシュした。
アルボンに至っては、レース中に車載カメラが外れかけたため、ピットインを余儀なくされた。この結果、レースの残りは実質的なテストセッションと化してしまい、11周遅れの最下位でレースを終えた。
2026年F1第7戦バルセロナ・カタロニアGPでは、2番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトン(フェラーリ)が通算106勝目を飾った。2位はジョージ・ラッセル(メルセデス)、3位表彰台にはランド・ノリス(マクラーレン)が滑り込んだ。
レッドブル・リンクを舞台とする次戦オーストリアGPは、6月26日のフリー走行1で幕を開ける。