レゴが先、実物は後。マクラーレン1000戦記念F1ヘルメット発表…2年がかりの異例プロジェクト

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マクラーレンは2026年6月3日(水)、F1通算1000戦目を記念する2026年F1第6戦モナコGPに向け、2種類のレゴ製ヘルメット製品を発表した。

ランド・ノリスとオスカー・ピアストリは今週末のモナコGPで、レゴの新製品として発売されるヘルメットセットを基にした実物版レーシングヘルメットを着用する。

マクラーレンはすでに、1000戦記念の特別リバリーをMCL40に施すことを発表している。今回のレゴ企画は、その記念プロジェクトと連動するものだ。

レゴ製ヘルメットセットと実物版レーシングヘルメットの発表イベントに参加するランド・ノリスとオスカー・ピアストリ(ともにマクラーレン)、2026年6月4日(木) F1モナコGPを前に開催されたマクラーレンとレゴのイベント(モンテカルロ市街地コース) (2)Courtesy Of LEGO

レゴ製ヘルメットセットと実物版レーシングヘルメットの発表イベントに参加するランド・ノリスとオスカー・ピアストリ(ともにマクラーレン)、2026年6月4日(木) F1モナコGPを前に開催されたマクラーレンとレゴのイベント(モンテカルロ市街地コース) (2)

レゴが先、実物ヘルメットが後

このプロジェクトの特異な点は、レゴと実物の関係が通常とは逆になっていることだ。通常、レゴ製品は実在する物を基に模型化する流れが一般的だ。だが今回は、レゴ製のヘルメットが先にあり、その意匠を基にして実物のヘルメットが制作された。

発表されたレゴセットは2種類だ。ピアストリのヘルメットは、マクラーレンの象徴であるパパイヤ色に、ピアストリ自身の好きな青を組み合わせている。

LEGO Editions マクラーレン・マスターカードF1チーム オスカー・ピアストリ ヘルメットのパッケージCourtesy Of LEGO

LEGO Editions マクラーレン・マスターカードF1チーム オスカー・ピアストリ ヘルメットのパッケージ

組み立て途中の『LEGO Editions マクラーレン・マスターカードF1チーム オスカー・ピアストリ ヘルメット』、説明アプリを見ながら制作する様子、2026年F1モナコGPに合わせて発売された記念モデルCourtesy Of LEGO

組み立て途中の『LEGO Editions マクラーレン・マスターカードF1チーム オスカー・ピアストリ ヘルメット』、説明アプリを見ながら制作する様子、2026年F1モナコGPに合わせて発売された記念モデル

ノリスのヘルメットは、彼の象徴的なカラーである蛍光色と、1000戦記念カラーリングの要素を組み合わせている。さらに、ワールドチャンピオンの証であるカーナンバー「1」が盛り込まれている。

いずれも793ピースで構成されており、それぞれのドライバーのミニフィギュアと、署名入りプレートを備えた黒い台座が付く。

LEGO Editions マクラーレン・マスターカードF1チーム ランド・ノリス ヘルメットのパッケージCourtesy Of LEGO

LEGO Editions マクラーレン・マスターカードF1チーム ランド・ノリス ヘルメットのパッケージ

デスク上に飾られた『LEGO Editions マクラーレン・マスターカードF1チーム ランド・ノリス ヘルメット』とミニフィギュアのセット、2026年F1モナコGPに合わせて発売された記念モデルCourtesy Of LEGO

デスク上に飾られた『LEGO Editions マクラーレン・マスターカードF1チーム ランド・ノリス ヘルメット』とミニフィギュアのセット、2026年F1モナコGPに合わせて発売された記念モデル

価格はいずれも89.99ユーロ、89.99ドル、79.99ポンド。日本での価格は明らかにされていないが、各種オンラインショップで1万4980円(税込)で発売されている。

2年がかりで進められた記念企画

単なるスペシャルカラーのレーシングヘルメットではなく、レゴ製品との連動が前提となったため、このプロジェクトは非常に長い期間をかけて進められてきた。

レゴグループの最高プロダクト&マーケティング責任者を務めるジュリア・ゴールディン氏によれば、通常レゴの製品開発期間は約2年に及ぶという。つまり、本企画は2024年の早い段階からスタートしていたということになる。

さらに今回はヘルメットという通常のレゴブロックでは対応が難しい形状であったため、特別なブロックを新たに作る必要があったという。

加えて、1000戦記念のスペシャルリバリーとも連動させる必要があり、本プロジェクトはより一層複雑だった。

マクラーレン・レーシングの最高マーケティング責任者を務めるルイーズ・マキューアン氏によれば、通常マシンのカラーリング・デザインは1年ほどの準備期間を要するというが、今回はレゴ製品との連動の観点から2年近くを費やしたという。

ノリスとピアストリの反応

レゴ製ヘルメットセットと実物版レーシングヘルメットの発表イベントに参加するランド・ノリスとオスカー・ピアストリ(ともにマクラーレン)、2026年6月4日(木) F1モナコGPを前に開催されたマクラーレンとレゴのイベント(モンテカルロ市街地コース) (1)Courtesy Of McLaren

レゴ製ヘルメットセットと実物版レーシングヘルメットの発表イベントに参加するランド・ノリスとオスカー・ピアストリ(ともにマクラーレン)、2026年6月4日(木) F1モナコGPを前に開催されたマクラーレンとレゴのイベント(モンテカルロ市街地コース) (1)

ノリスは、この企画への手応えをこう語る。「レゴと一緒にやれて、かなりクールなプロジェクトだった。これをやれた数少ない人間の一人になれて、うれしいよ」

ピアストリにとっての一番の喜びは、自分のミニフィギュアが手に入ったことだったという。

「自分のレゴ人形があるんだよ、って言えることは、そうそうあるものじゃない。F1ドライバーとして、あまり多くの人が持っていない素晴らしい物をもらうことはあるけど、このレゴの人形は僕にそっくりだ。ビーチサンダルを履いて、Tシャツを着ていて、髪型もほぼ完璧だ」

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