F1急成長を背景に、FOMがロンドン中心部に本社拡張移転へ。規模4.5倍に

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F1の商業権を管理するフォーミュラ・ワン・マネジメント(FOM)が、2027年初頭に英国ロンドン中心部に新たな本社を構える見通しとなった。FOMはウェストミンスター地区の再開発オフィスビルに移転し、約300人のスタッフが同地で業務にあたるという。

新本社となるのは、セント・ジェームズ・パークの西側に位置する「40ブロードウェイ」。延べ床面積は約9万3500平方フィート(約8700平方メートル)で、再開発された9階建てビルの全フロアをリースする。屋上テラスからは、バッキンガム宮殿や英国国会議事堂を一望できるとされる。

現在、FOMの本社はセント・ジェームズ・マーケットにあり、オフィス面積は約2万1000平方フィートにとどまる。新本社はその約4.5倍という大規模なものであり、今回の拡張移転は、近年のF1が辿ってきた急成長を如実に示すものといえる。

F1の会長兼CEOを務めるステファノ・ドメニカリは、今回の移転について次のように述べた。

「F1という素晴らしいグローバル・スポーツの原動力である、我々のチームと本部を、ブロードウェイ40の最新鋭オフィスに移転できることをうれしく思う。これはロンドン、そして11チーム中9チームが拠点を置くイギリスに対する我々のコミットメントを強く示すものだ」

ブロードウェイ40の敷地は、かつてショッピングセンター運営会社が使用していたが、2020年の経営破綻後にテロン・キャピタルによって買収され、再開発が進められた。テロン・キャピタルの共同創設者であるジェームズ・バーチェル氏は、F1をテナントとして迎えられたことを「誇りに思う」と述べた。