アレックス・ダン、レッドブルとの契約交渉”大詰め”との報道 ― VCARBでのF1デビューに活路か

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マクラーレンのドライバー育成プログラムを離脱したアレックス・ダンが、レッドブルと契約交渉を進めていると、イギリスの公共放送『BBC Sport』が伝えた。話し合いは最終段階にあるとされる。合意に至ればレッドブル・ジュニアの一員として新たなキャリアを切り開くことになる。

マクラーレンはランド・ノリス及びオスカー・ピアストリ双方と2026年末まで契約を結んでおり、ダンの早期F1昇格の道はほぼ閉ざされていた。加えて、競争力を持つトップチームが新人を起用するケースは稀であり、プログラム継続の交渉は不調に終わった。

VCARBでの“2027年”デビューが焦点

レッドブル・ジュニアを統括するヘルムート・マルコがダンに強い関心を寄せてきたのは広く知られており、今回の動き自体は驚きではない。注目されるのは、ダンが2026年か、それとも2027年をターゲットにF1昇格を狙うのかという点だ。

2026年を目指すのであれば、同じF2ルーキーのアーヴィッド・リンブラッドや、リアム・ローソン、角田裕毅とシートを争う可能性がある。だが報道によれば、契約が成立すれば2025年もFIA-F2に参戦し、レーシング・ブルズで2027年のF1デビューを目指すことになるという。

レッドブルの広報担当者は「アレックスは才能あるドライバーだ。(マクラーレン離脱を受け)多くの関心を集めるだろう。ただし、契約済みのドライバー以外にはコメントしない」と言葉を選んだ。

関係筋によれば、ダンはアルピーヌとも交渉していたが決裂し、早期F1昇格を目指すうえでの選択肢はすでに少なからず限られていたとされる。

続報:マルコ、ダンとの交渉認める

19歳の有望株、その先にある未来や如何に

ダンは今年6月のオーストリアGPでF1週末デビューを果たし、FP1で4番手タイムを記録した。トップタイムを刻んだ同じマシンに乗るピアストリとの差はわずか0.069秒と、パドックに鮮烈な印象を残した。

さらにF2デビューイヤーの今季はバーレーンとイモラでフィーチャーレースを制覇。ただし技術違反や接触もあり、残り2戦を残してランキング5位にとどまっている。一方、2026年のレーシング・ブルズ昇格が噂されるリンブラッドはランキング7位と、ダンの下に位置している。

F2ルーキーとして急成長を遂げた19歳のアイルランド人ドライバーは、レッドブルという新たな“狭き門”を突破できるのか。その行方に大きな注目が集まっている。

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