F1への道を支援、FIA-F3が「総額100万ユーロ賞金制度」創設

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FIA-F3選手権は2025年9月24日、FIA-F1選手権へのステップアップを支援するため、総額100万ユーロ(約1億7,400万円)の賞金基金を新設すると発表した。制度は即時導入され、2025年シーズンからランキング上位5名に分配される。

上位5名に分配される賞金額

  • チャンピオン:30万ユーロ(約5,240万円)
  • 2位:25万ユーロ(約4,370万円)
  • 3位:20万ユーロ(約3,490万円)
  • 4位:15万ユーロ(約2,620万円)
  • 5位:10万ユーロ(約1,750万円)

対象は翌年にF2へ昇格するドライバーに限られ、昇格しない場合は次点の選手に繰り越される。

さらに従来から続くピレリの30万ユーロ支援も併用可能で、2025年のチャンピオンは合計60万ユーロ(約1億480万円)を受け取れる。

高騰するF2参戦費用

F2のフルシーズン参戦費用は200万ユーロ(約3億4,900万円)以上とされ、F1を志す若手ドライバーにとって大きな壁になっている。今回の基金は、米インディカー「Road to Indy」プログラムと同様に、才能ある若手が上位カテゴリーへ進む道を開く狙いがある。

FIA-F3ブルーノ・ミシェルCEOは「F1への道を歩む新進気鋭の才能を支援することは極めて重要だ。F3は、若いレーサーたちがスキルを磨き、ピラミッドを上っていくための素晴らしい訓練の場であり、この基金は、彼らがモータースポーツの頂点に向かう努力をさらに後押しするだろう」と述べた。

今季のチャンピオンはラファエル・カマーラ

2025年F3シーズンでは、フェラーリ育成のブラジル人ラファエル・カマラ(トライデント)が圧倒的な安定感を発揮。特に予選での強さが光り、第9戦ブダペストで最終戦を待たずにタイトルを確定させた。2026年のF2昇格は既定路線とみられる。