2024年F1開幕バーレーンGPの3回目のフリー走行が3月1日(金)に行われ、カルロス・サインツ（フェラーリ）が公式予選を前に1分30秒824のベンチマークを記録した。角田裕毅（RB）は13番手という結果だった。

2番手にはフェルナンド・アロンソ（アストンマーチン）、3番手にはマックス・フェルスタッペン（レッドブル）が続き、トップ3には異なる3チームの顔ぶれが並んだ。トップから14番手のケビン・マグヌッセン（ハース）までは0.847秒と、早くも大接戦を予感させる。

グランプリ2日目を迎えた金曜の現地サクヒールは晴れ、週末最後のプラクティスは気温20℃、路面33℃のドライコンディションでスタート。全20台が最後の調整のために1時間に渡って周回を重ねた。

僚友ジョージ・ラッセルはランド・ノリスとオスカー・ピアストリのマクラーレン勢に割って入る6番手につけたが、初日ペースセッターのルイス・ハミルトン（メルセデス）は12番手に留まった。

フェルスタッペンと並び、大本命と目されるもう1台のレッドブルRB20をドライブするセルジオ・ペレスは8番手。計測ラップはソフトタイヤによるものだが、レッドブルは週末を通して誰もが手を付けていなかったハードタイヤをドライバーに履かせた。

チームメイトが昨日、訴えていたように「シフトアップが本当に酷い」とギアシフトに関する報告を上げる場面もあった。

初日FP1で最速を刻んだダニエル・リカルド（RB）はランス・ストロール（アストンマーチン）から1000分の53秒遅れの11番手につけた。角田裕毅は3回のプラクティスの全てでチームメイトに先行を許したが、その差はこれまでで最も小さい0.182秒に留めた。

一体どれだけのペースを隠しているのかは分からないが、エステバン・オコンは18番手、ピエール・ガスリーは20番手と、アルピーヌはダブルQ1敗退を予感させる結果に終わった。

全3ラウンド、計1時間が予定されるF1バーレーンGPの公式予選は、日本時間3月1日(土)25時からバーレーン・インターナショナル・サーキット（BIC）にて行われる。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

2024年F1第1戦バーレーンGPフリー走行3（FP3）リザルト

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