セバスチャン・ベッテル「2番グリッドが悪くない事はキミが証明済み」F1アメリカGP《予選》
スクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、11月2日(土)のF1アメリカGP予選でフロントロウ2番手を獲得。ポールポジションには1000分の12秒届かなかった。
予選を振り返ったベッテルは「2番グリッドが悪くない事は、去年のキミが証明済み」とコメント。昨年のグランプリでは、2番グリッドからスタートしたキミ・ライコネンが最高の蹴り出しを決め、ターン1でルイス・ハミルトンを交わしてラップリーダーに。後続を抑えて113戦ぶりの勝利を挙げている。
2番グリッドが悪くない事はキミが証明済み
セバスチャン・ベッテル予選: 2位, FP3: 2位
明日のグリッドで僕は、バルテリ(ボッタス)の8m後方に並ぶことになるわけだけど、予選でのギャップは明らかにそれより小さいんだから、なんだか変な話だよね! 1000分の12秒というのは本当に僅かな差なのに、少し運がなかったって言いたくもなるよ。
最初のアタックの時に、もう少しタイムを縮められる可能性があった事は間違いない。認めるよ。まずはベースとなるタイムを出しておいて、その後の2セット目のタイヤで更新する事を狙ってたからね。でも残念ながら、少しアグレッシブに攻め過ぎてしまったし、路面状況が若干悪くなってしまった事もあり、ポールが逃げていってしまったんだ。
でも、ここでのフロントロウ2番手は決して悪くはない。去年、キミ(ライコネン)が証明したようにね。タイヤ戦略上、ミスすることなくスタートで全てを正しくやることが重要になる。
先週のメキシコでは、リスクを取った者がアドバンテージを得る展開になったから、明日の決勝までに色々検討してみるつもりだ。金曜日のレースペースはそんなに良くなかったけど、今日はクルマが全面的に良くなっていたし、明日がどうなるか楽しみにしてる。
ポールポジションはメルセデスAMGのバルテリ・ボッタス。フロントロウ2番手にはフェラーリのセバスチャン・ベッテルが並び、セカンドロウにはマックス・フェルスタッペンとシャルル・ルクレールが並ぶ結果となった。
2019年F1第19戦アメリカグランプリ決勝レースは、日本時間11月3日(日)28時10分にスタート。1周5516mのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)を56周する事で勝敗を決する。