
”VCARB”が存続へ、レッドブルF1系列2チームとVISAが複数年契約更新。提携拡大で合意
レーシング・ブルズは2026年2月19日(木)、タイトルスポンサーを務めるVISAとのパートナーシップを複数年契約で更新・拡大すると発表した。これに伴い、チームの略称であるVCARB(Visa Cash App Racing Bulls)の名称が、今後数年間にわたって存続することとなった。
今回の合意では、2024年から始まったレッドブル・グループとの協業がさらに強化される。VISAはVCARBに加え、レッドブル・レーシングの主要パートナーとしての関与も拡大。2026年型マシン「RB22」では、フロントウイングへのロゴ掲出を継続するとともに、より視認性の高い新ブランディングを導入する予定だ。
さらにVISAは、リテール・バンキング分野における独占権を確保。VISAカード会員向けのプレミアム体験や法人顧客向けホスピタリティ機会の拡充を図る。
女性限定シリーズ「F1アカデミー」への支援も拡大する。VISAは「レッドブル・レーシング・アカデミー・プログラム」を通じて2台をサポートし、VCARB側ではラファエラ・フェレイラと個人契約を締結。女性ドライバー育成への投資を強化する。
加えて、サンフランシスコ、フェニックス、デトロイト、アトランタの米国内4都市で開催される「レッドブル・ショーラン」ツアーにおいても主要な役割を担う。皮切りとなる2月21日開催予定のサンフランシスコでのイベントでは、テスト兼リザーブドライバーを務める角田裕毅が主役として登場し、2011年のチャンピオンマシン「RB7」をドライブする。
VISAは公式パートナーとして、コース上でのブランディングやドライバーとの統合プロモーション、さらにVISAカード会員限定特典を提供し、ファンのエンゲージメント向上を図る計画だ。
VCARBのピーター・バイエルCEOは「VISAは我々のイノベーションに対する野心を共有する卓越したパートナーだ」とコメント。VISAのCMOを務めるフランク・クーパー三世は「今回の更新は、両チームと共に築き上げた並外れた勢い、そしてスポーツ、文化、商取引の交差点で可能性を押し広げるという共通の志を反映したものだ」と語り、その戦略的意義を強調した。