2019年シーズンF1世界選手権 第19戦アメリカGPの公式スターティンググリッドが、FIA国際自動車連盟より発表された。パワーユニットやギアボックスによる降格ペナルティはないものの、計量違反に伴い、レーシングポイントのセルジオ・ペレスがピットレーンスタートとなる。

ペレスはFP2でウエイトブリッジ（計量台）に招集されたものの、合図を見逃しそのままガレージ前へと戻り、タイヤ交換をしてしまったため再計量のチャンスを失った。スチュワードは定めに従い、ペレスにピットレーンスタートを命じた。

処分を受けてレーシングポイントは、エンジンをマックスパワーで使用できるようにペレスのパワーユニットを新品へと交換。内燃エンジン、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kの封を切った。これに伴い、ペレスにはフルグリッド降格が科せられるが、既にピットスタートが命じられているため影響はない。

ペレスの降格によって、予選20番手のウィリアムズ、ロバート・クビサが19番グリッドへと繰り上がった。

ポール・ポジションはメルセデスAMGのバルテリ・ボッタス。キャリア通算6勝目の獲得を目指して56周の長き戦いに挑む。

2019年F1アメリカGP スターティンググリッド

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