
何が「奇妙」だったのか? ラッセル、”苛立たしい赤旗クラッシュ”を振り返る
2025年F1第18戦シンガポールGPのフリー走行2回目(FP2)で赤旗中断を引き起こしたクラッシュについて、ジョージ・ラッセル(メルセデス)は「ちょっと奇妙だった」と振り返った。
残り42分、ターン16でリヤのコントロールを失い、車体正面からウォールに衝突した。フロントウイングは完全に脱落し、タイヤがパンクした状態で何とかピットに戻ったが、ダメージにより早期のセッション終了を強いられ、走行わずか6周に終わった。
ラッセルは「正直、何が起きたのかよく分からない。いつもより少し早めにブレーキをかけて、速度も抑えたのにリヤを失ってしまった」と説明した。
そのうえで「幸いフロントから突っ込んだから大きなダメージにはならなかったけど、当然、セッションは終わってしまった。ちょっと苛立たしいし、チームには申し訳なく思うけど、明日じゃなく今日でよかった」と安堵も口にした。
FP1では11番手、FP2では最下位に沈んだが、クルマの感触自体は悪くないと強調した。
「FP1はタフだったけど、クルマの感触は良かったし、ペースも良さそうだった。1周をまとめ切れなかったから記録上は良くなかったけど、各セクターを繋げられれば悪くはなかったと思う」
ただし、走行時間を失った痛手は小さくない。市街地コースでは、とにかくラップを重ねて予選に向け少しずつラップタイムを上げていくことが求められる。
ラッセルは「正直、僕らにとってベストな金曜日とは言えないね」と認めつつも、「シンガポールは路面が常に進化するし、少し雨の気配もある。だからそこまで心配していない」と語り、翌日以降の挽回に望みを託した。
2025年F1シンガポールGPの初日FP2をトップで締め括ったのはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)。2番手には0.132秒差でアイザック・ハジャー(レーシング・ブルズ)が続く結果となった。
FP3は日本時間10月4日(土)18時30分から、公式予選は同22時から1時間に渡ってマリーナベイ市街地コースで開催される。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。