セルジオ・ペレス、悔やまれる9番手「もう1周前にスリックに履き替えておけば…」
レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは9月25日(土)のF1ロシアGP予選を終えて、スリックタイヤに履き替えるのが1周遅かったがために、期待していた結果に手が届かなかったとの考えを示した。
ウェットからドライへと徐々にコンディションが変化する状況の中で迎えたQ3では、ウィリアムズのジョージ・ラッセルが先行してソフトタイヤを試し、スリックで2周以上の計測ラップを走った3名のドライバーがトップ3を占拠した。
逆に遅れて履き替えたペレスやエステバン・オコン(アルピーヌ)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)らは1周しか計測ラップをこなす事が出来ず、タイヤを適切に温められなかった事で下位に沈んだ。ペレスは9番手でクルマを降りた。
もう1周前に履き替えておけば…
セルジオ・ペレス予選: 9位, FP3: 中止
Q1とQ2はかなり上手くいっていたし良い結果が期待できそうだったけど、天候と路面コンディションが変化した事で、タイミングが鍵を握る事になった。
後知恵だけど、もう1ラップ前にスリックタイヤを試せば良かったのかもしれない。
とは言えレースでは何が起きても不思議はないし、ウエットでもクルマにパフォーマンスがあると分かったからその点はポジティブだ。
決勝に向けては前向きに取り組んでいくつもりだ。目標は良いスタートを切って、それからできる限りベストなレースを戦う事だ。
ウェットとドライが混在する難コンディションで行われた土曜の公式予選では、ランド・ノリス(マクラーレン)がキャリア初のポールを獲得。2番手にカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手にジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)が続く結果となった。
2021年 F1ロシアグランプリ決勝レースは、日本時間9月26日(日)21時にスタート。1周5872mのソチ・オートドロームを53周する事でチャンピオンシップを争う。