ガレージ内でエンジニアと仕事に取り組むマクラーレンのダニエル・リカルド、2022年5月22日F1スペインGP
Courtesy Of McLaren

Hulu、ダニエル・リカルドと組んで新たなF1番組を制作か

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ディズニー傘下の定額制ビデオ・オン・デマンド・サービス「Hulu」は、ダニエル・リカルド(マクラーレン)と組み、FIA-F1世界選手権を題材とした新シリーズを制作する計画を立てているようだ。1930年創刊のハリウッド・リポーター誌が報じた。

とは言え詳細は殆ど分かっておらず、現在、脚本家探しが進行中だという。興味深いのはキャリア8勝を誇る32歳のオーストラリア人ドライバーが制作総責任者を務めるとされる点だ。シリーズは30分のエピソードで構成される予定だという。

人気F1シリーズと言えばNetflixの「Drive to Survive」が有名だが、これはF1の全面協力の下、各週末の舞台裏を描くドキュメンタリーだ。対して本シリーズは脚本ありきの番組で、ドキュメンタリーではないようだ。

F1は世界的、特にアメリカ国内での人気が高騰しており、テレビ・映画業界の動きは実に慌ただしい。

Appleは最近、F1を題材とした長編映画の製作を発表。ハリウッドスターのブラッド・ピットが主役を、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が共同プロデューサーを務める事が明らかにされた。またハミルトン本人を題材とした長編ドキュメンタリーの制作も決まっている。

またNetflixは今年中に、伝説的F1ドライバー、アイルトン・セナをモデルにした初のフィクションドラマのリリースを予定している。