路面57℃の酷暑テスト初日、アストンマーティン・ホンダら3チームが2027年向けタイヤ開発に参加

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ピレリが主催するスリックタイヤの開発テストが、6月16日(火)にカタロニア・サーキットで始まった。アストンマーティン・ホンダ、フェラーリ、キャデラックの3チームが初日のセッションに参加した。

このテストは、2027年シーズン用のスリックタイヤの開発を目的とする。上記3チームは第7戦バルセロナ・カタロニアGP終了後もサーキットにとどまり、ピレリのエンジニアとともに作業に取り組んだ。

初日プログラムは新型C2の構造比較

初日午前のセッションは、現在開発中のC2コンパウンドの構造に関する検証に充てられた。各チームは、8周のパフォーマンスランを通じて、さまざまな構造をテストした。午後には、その中で有望なプロトタイプのロングランによる評価が実施された。

バルセロナ・カタロニアGPの週末同様、この日のテストは非常に暑いコンディション下で行われた。路面温度は57℃に達し、気温も34℃を記録した。

最多・最速はルクレール

最も多くの距離を走り込んだのは、フェラーリのシャルル・ルクレールだった。134周、距離にして624kmを走破し、1分16秒619のベストタイムをマークした。

ピットレーンでタイヤ交換作業を受けるシャルル・ルクレール(フェラーリ)、2026年6月16日(火) ピレリF1タイヤテスト(カタロニア・サーキット)Courtesy Of Pirelli & C. S.p.A.

ピットレーンでタイヤ交換作業を受けるシャルル・ルクレール(フェラーリ)、2026年6月16日(火) ピレリF1タイヤテスト(カタロニア・サーキット)

アストンマーティン・ホンダはレギュラードライバーを起用せず、代わりにリザーブドライバーのジャック・クロフォードがAMR26をドライブ。146周を走り込み、1分23秒709を記録した。

カタロニア・サーキットを走行するジャック・クロフォード(アストンマーティン・ホンダ・リザーブドライバー)、2026年6月16日(火) ピレリF1タイヤテストCourtesy Of Pirelli & C. S.p.A.

カタロニア・サーキットを走行するジャック・クロフォード(アストンマーティン・ホンダ・リザーブドライバー)、2026年6月16日(火) ピレリF1タイヤテスト

キャデラックもリザーブドライバーを起用。周冠宇がテストを担当した。だが、技術的な問題に見舞われ、周回数は54周にとどまった。ベストタイムは1分21秒543だった。

カタロニア・サーキットを走行する周冠宇(キャデラック)、2026年6月16日(火) ピレリF1タイヤテストCourtesy Of Pirelli & C. S.p.A.

カタロニア・サーキットを走行する周冠宇(キャデラック)、2026年6月16日(火) ピレリF1タイヤテスト

テストである事に加えて作業プログラムが異なるため、各車のタイム比較に大きな意味はないが、ルクレールとクロフォードのタイム差が7.090秒に及んだ点は注目される。

なお、この日はタイヤテストとは別に、角田裕毅がレッドブル・レーシングのTPCに参加。ルクレールやクロフォードと並んで100周以上のマイレージを稼ぎ、F1マシンでの久々の実走を堪能した

2日目はフェラーリとキャデラック

テストは翌17日(水)も続く。2日目に参加するのは、フェラーリとキャデラックの2チームのみとなる。

キャデラックは、引き続き周冠宇がテストを担当する。一方、フェラーリはルクレールに代わり、その弟であるアーサー・ルクレールがステアリングを握る。

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