
兄から弟へ。バルセロナF1タイヤ開発テスト終了、ルクレール最多141周…路面60℃に迫る過酷条件
カタロニア・サーキットで行われていた2027年用のF1スリックタイヤ開発テストが、6月17日(水)に2日目を迎え、全日程を終えた。フェラーリはシャルル・ルクレールに代えて弟のアーサー・ルクレールを起用。キャデラックは、引き続き周冠宇がテストを担当した。
Courtesy Of Pirelli & C. S.p.A.
コックピットに乗り込み前方を見つめる周冠宇(キャデラック)、2026年6月17日(水) ピレリF1タイヤテスト(カタロニア・サーキット)
猛暑下でC2コンパウンドを継続評価
初日に続いて2日目の作業も、2027年用C2コンパウンドの構造検証に充てられた。この日は初日以上に過酷な暑さの中での走行となり、路面温度は最高58℃、気温は最高36℃にまで達した。
午前中のセッションでは、複数の構造オプションの検証が進められた。両ドライバーは、最初にショートランで評価を行った後、ロングランへと移行してデータ収集に努めた。
昼食休憩を挟んだ午後のセッションでは、さらに長い距離でのロングラン評価が行われた。
アーサー最多周回、周冠宇も挽回
アーサー・ルクレールはこの日、精力的な走りで141周を消化し、合計657kmを走破した。自己ベストタイムは1分17秒430だった。
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フェラーリのホスピタリティエリア付近を資料を手に歩くアーサー・ルクレール(フェラーリ)、2026年6月17日(水) ピレリF1タイヤ開発テスト(カタロニア・サーキット)
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フェラーリのガレージ内でピレリのスタッフと話すアーサー・ルクレール(フェラーリ)、2026年6月17日(水) ピレリF1タイヤ開発テスト(カタロニア・サーキット)
一方、技術的なトラブルにより初日に54周にとどまっていた周冠宇は、この日は130周を走り抜き、合計605kmに達するマイレージを稼いだ。ベストタイムは1分19秒321だった。
ピレリにとってだけでなく、参戦初年度を過ごすキャデラックにとっても貴重なデータ収集の機会となった。
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ガレージ内でチームスタッフと話し込む周冠宇(キャデラック)、2026年6月17日(水) ピレリF1タイヤ開発テスト(カタロニア・サーキット)
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カタロニア・サーキットを走行する周冠宇(キャデラック)、2026年6月17日(水) ピレリF1タイヤ開発テスト
前日にアストンマーティン・ホンダも参加したモンメロでの今回のテストは、2日間で合計605周、2817kmを走破する形で幕を閉じた。
次回はシルバーストンで実施へ
次回のタイヤ開発テストは、第9戦イギリスGPの週末終了後の7月7日(火)と8日(水)にシルバーストン・サーキットで開催される予定だ。
このセッションにはメルセデスとウィリアムズの2チームが参加する見通しで、再びスリックタイヤのテストが行われる。