映画『F1:The Movie(邦題:F1/エフワン)』の公式サウンドトラック『F1 THE ALBUM』に収録されているエド・シーランの新曲「Drive」のミュージックビデオの一コマ
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F1映画仕立ての”迫力映像”―エド・シーランの新曲「Drive」MV公開

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イギリスのシンガーソングライター、エド・シーランの新曲「Drive」が発表された。この楽曲は、2025年6月27日に公開される映画『F1:The Movie(邦題:F1/エフワン)』の公式サウンドトラック『F1 THE ALBUM』に収録されており、劇場公開に先駆けてミュージックビデオが公開された。

プロデュースを手がけたのは、ギタリストでシンガーソングライターのジョン・メイヤーと、プロデューサーのブレイク・スラットキン。メイヤーはギターで演奏にも参加し、さらにドラムにはフー・ファイターズのデイヴ・グロール、ベースにはエリック・クラプトンやザ・フーとの共演で知られるピノ・パラディーノ、キーボードにはフー・ファイターズおよびザ・ウォールフラワーズのラミ・ジャフィーが名を連ねており、ロック界の名手たちが集結した「夢の布陣」となっている。

F1の疾走感を表現した“ドライブするためのロックナンバー”

「Drive」は、疾走感のあるギターリフと壮大なアレンジが特徴的な楽曲で、F1映画のために特別に書き下ろされた。シーランは、「映画のために本物のロックを、運転中に音量全開で流したくなるような曲を書きたかった」と語っており、F1映像を観た直後にインスピレーションが湧いたと振り返っている。

楽曲の基盤となったのは、メイヤーがオクターブペダルを用いて即興で生み出したリフだったという。シーランは「映画は音楽以外で唯一、夢中になれる趣味」と語っており、2014年公開の『ホビット 竜に奪われた王国』の主題歌「I See Fire」を手がけて以降、複数の映画作品に楽曲を提供している。

今回の『F1 THE ALBUM』への参加については、「まさに夢のような経験だった。素晴らしいミュージシャンたちと一緒に制作できたことを誇りに思う」とコメントしている。

エド・シーラン、2012年6月27日 ホーヴフェスティバル2012でのパフォーマンスcreativeCommonsNRK P3

エド・シーラン、2012年6月27日 ホーヴフェスティバル2012でのパフォーマンス

豪華サウンドトラック『F1 THE ALBUM』

『F1 THE ALBUM』は、劇場公開に合わせて6月27日に米アトランティック・レコードよりリリースされる。

ドン・トリヴァーとドージャ・キャットの「Lose My Mind」を筆頭に、BLACKPINKのロゼ、クリス・ステイプルトン、ロディ・リッチ、マイク・タワーズ、テイト・マクレー、バーナ・ボーイ、レイ(Raye)など多彩なアーティストが参加しており、プロデュースおよび監修は、7度のグラミー賞ノミネートを誇るケヴィン・ウィーバーが務めている。

  • 01. Don Toliver – Lose My Mind (feat. Doja Cat)
  • 02. Dom Dolla – No Room for A Saint (feat. Nathan Nicholson)
  • 03. Ed Sheeran – Drive
  • 04. Tate McRae – Just Keep Watching
  • 05. ROSÉ – Messy
  • 06. Burna Boy – Don’t Let Me Drown
  • 07. Roddy Ricch – Underdog
  • 08. RAYE – Grandma Calls The Boys Bad News
  • 09. Chris Stapleton – Bad As I Used To Be
  • 10. Myke Towers – Baja California
  • 11. Tiësto & Sexyy Red – OMG!
  • 12. Madison Beer – All At Once
  • 13. Peggy Gou – D.A.N.C.E
  • 14. PAWSA – Double C
  • 15. Mr Eazi – Attention
  • 16. Darkoo – Give Me Love
  • 17. Obongjayar – Gasoline