世界的な人気俳優オーランド・ブルームが、フォーミュラEマシンのドライブ中にクラッシュ、ノーズ等を破損するアクシデントに見舞われた。事故は大きなものではなく、ブルームに怪我はない。

映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」や「ロード・オブ・ザ・リング」などで人気の俳優オーランド・ブルームは、友人のレオナルド・ディカプリオと共に電気自動車レースの”フォーミュラEマラケシュePrix”を訪れた。

環境問題に熱心な事で知られるディカプリオは、ヴェンチュリーと共にフォーミュラEチームを設立。2015年にはフォーミュラE委員に着任している。

© Sam Bagnall/LAT/Formula E

41歳の誕生日を迎えたブルームは、フォーミュラEマシンを体験するチャンスを与えられ、スパーク・ルノーSRT_01Eを走らせた。だが、強大なパワーを持つレーシングカーを制御しきれず、コーナリング時にマシンコントロールを失いクラッシュした。

タイトな左90度コーナーの立ち上がりでアクセルを踏みすぎたためパワースライドを起こしマシンは回転、ノーズからウォールに突っ込んだ。レースカーでの走行前、ブルームは練習としてセーフティーカーのBMW i8でトラックラーニングを実施していた。

フォーミュラEは今週末、チリで第4戦サンティアゴ ePrixが開催される。