元アルピーヌF1代表サフナウアー、ジュニア名門VARの経営トップに就任

  • Published:
  • Googleで優先するソースとして追加する

ジュニアフォーミュラ界の名門ヴァン・アーマスフォールト・レーシング(VAR)は2026年3月4日、かつてアルピーヌやアストンマーティンでF1チーム代表を歴任したオットマー・サフナウアーを、最高経営責任者(CEO)兼マネージングパートナーに任命したと発表した。

サフナウアーは、フォードでキャリアをスタートさせた後、BAR(ブリティッシュ・アメリカン・レーシング)の立ち上げに参画。その後、ホンダ・レーシング・デベロップメント(HRD)の副社長として、ホンダのF1第3期活動で経営面の中枢を担った経歴を持つ。

その後もフォースインディアのCOO、アストンマーティンのCEO兼チーム代表などを歴任。2023年7月末にアルピーヌの代表職を離れた後も、F1への新たな参戦を目指すプロジェクトに協力するなど、常にトップカテゴリーの最前線に身を置いてきた。

最高経営責任者(CEO)兼マネージングパートナーに就任したオトマー・サフナウアーを迎え入れるヴァン・アーマスフォールト・レーシング、2026年3月4日copyright Van Amersfoort Racing

最高経営責任者(CEO)兼マネージングパートナーに就任したオトマー・サフナウアーを迎え入れるヴァン・アーマスフォールト・レーシング、2026年3月4日

今回のサフナウアー加入について、チーム代表を務めるブラッド・ジョイスは次のように期待を寄せる。

「私は、オットマー(サフナウアー)の経験とリーダーシップが、我々の組織に貴重な視点をもたらすと確信している。彼の加入は、VARが進化を続け、長期的なビジョンを追求するうえで大きな強化となるだろう」

サフナウアー自身も、「VARは才能の育成で高い評価を得ている。リーダーシップチームと緊密に連携し、チームの発展における次の段階を導くことを楽しみにしている」と意気込みを語った。

VARは現在、FIA-F2選手権やFIA-F3選手権、イタリアF4など、F1への登竜門となる主要カテゴリーに幅広く参戦している。2024年10月には、長年チームを率いてきたアーマスフォールトに代わり、長年にわたりF1で技術キャリアを築いてきたブラッド・ジョイスがチーム代表に就任。組織の近代化を急ピッチで進めてきた。

技術に精通するジョイスと、F1チーム経営を熟知するサフナウアー。F1基準のリーダーシップは、数多くのトップドライバーを輩出してきたVARをどう変えるのか。注目したい。