女性限定のレースシリーズ「F1アカデミー（F1 Academy）」は、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ（COTA）で行われる2023年シーズンの最終戦を初めて生中継する。日本からも視聴できる。

100以上の地域をカバーする18の放送局に加えて、F1の公式YouTube、X、Facebook、F1 TVで2回の予選と全3レースが配信される。また各レースに先立ってはレース前のライブショーが合わせて放送される。

F1アカデミーは女性ドライバーの発掘・育成を目的として今年初開催を迎えたF1が運営するF4シリーズで、ARTグランプリ、カンポス、MPモータースポーツ、プレマ・レーシング、ロダン・カーリンの5チームが各3台体制で参戦している。

開幕6戦を経て10月20～22日に行われる最終戦はF1第19戦アメリカGPとの併催となる。計235ポイントを獲得して2位のレナ・ビューラーに48点差をつける首位のマルタ・ガルシアには初代シリーズ・チャンピオンの期待が懸かる。

F1アカデミーのマネージング・ディレクターを務めるスージー・ウォルフは「F1と並んで世界的に展開されるレースほどパワフルなものはありません。F1アカデミーを世界中の視聴者、そして新しい世代のファンに届けるために支援・尽力して下さった放送パートナーの方々に感謝します。世界中の女の子や女性にインスピレーションを与え、コースの内外を問わずこのスポーツの可能性を示せればと期待しています」と語った。

来季は全てのイベントがF1のサポートレースとして開催される事が決まっている他、F1の全10チームがF1アカデミーの10名のドライバーを指名制でサポートし、マシンのリバリーを共有する計画だ。2024年シーズンのライブ放送の詳細については追って発表される。

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