気温26℃路面温度32度のドライコンディションの中で行われた第11戦F1ハンガリーGP2回目のフリー走行、FP1に続きレッドブルのダニエル・リカルドがトップタイムを記録した。2番手には0.183秒差でフェラーリのセバスチャン・ベッテルが、3番手にはメルセデスのバルテリ・ボッタスが続く結果となった。

FP1で2番手タイムをマークしたキミ・ライコネン（フェラーリ）は4番手、5番手にはルイス・ハミルトン（メルセデス）が食らいついた。リカルドと大きな差をつけられているマックス・フェルスタッペンは0.496秒遅れの6番手に終わった。

マクラーレン・ホンダ勢はフェルナンド・アロンソが8番手、ストフェル・バンドーンが10番手につけ、初日セッションをともにトップ10圏内で終えた。ザウバーとの決別を決定したホンダF1は、幸先の良いスタートを切った。

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7月28日(金)のハンガロリンクは例年と比べて比較的気温も低く、晴れ渡る青空に恵まれた。路面にラバーが載ることでラップタイムが大きく改善するかに思われたが、トップリカルドのFP1とFP2とのタイム差は、1000分の31秒の向上に留まった。

無残な姿続々、クラッシュによる2度の赤旗中段

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セッション開始50分、午前中にアントニオ・ジョビナッツィがクラッシュした11コーナーで、今度はパスカル・ウェーレインが壁に追突した。マシンのほぼ正面から高速でタイヤウォールに突っ込んだウェーレイン「派手にクラッシュしちゃったよ…」幸いにも大事には至らなかった。コース上はレッドフラッグが振られ、セッションは10分中断した。

セッション残り20分、午前に引き続きジョリオン・パーマーが最終コーナーでクラッシュした。コーナリング中に挙動を乱したパーマーはリアからタイヤバリアに衝突、「ジョー、マシンは大丈夫なのか？」チームからの無線に対してパーマーは一言「いや…」2度目の赤旗となった。

シーズン中の復帰も囁かれるロバート・クビサの動向如何によっては、パーマーが夏休み後に姿を消している可能性も否めない。

不満を訴え続けるグロージャン

マシンのハンドリングに不満のグロージャンは「問題だらけだよ！どんどん、どんどん悪くなってる。ちゃんと調べてよ！ちゃんとやってる？」と感情的に訴えた。「どうしてい良いのか分かんだけど…1周目はすっごいアンダーステアだし、かと思えば次の周はとんでもないオーバーステアだし」

F1ハンガリーGP3回目のフリー走行は、日本時間明日7月29日17時から行われる。

2017年F1第11戦ハンガリーGPフリー走行2（FP2）リザルト

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