
鈴鹿で史上初のスプリント。2027年F1カレンダー発表、全10回へ拡大…日本やモナコなど5会場が初開催
世界モータースポーツ評議会(WMSC)の承認を経て、2027年のF1カレンダーが発表され、鈴鹿サーキットを舞台とする日本GPで史上初めてスプリントが行われることが明らかになった。
スプリントは現在の年間6回から10回へと拡大され、日本、バーレーン、オーストラリア、モナコ、アブダビで初めて開催される予定だ。
| Rd. | グランプリ | 開催日 |
|---|---|---|
| 1 | バーレーンGP※ | 3月12日~14日 |
| 2 | サウジアラビアGP | 3月19日~21日 |
| 3 | オーストラリアGP※ | 4月2日~4日 |
| 4 | 日本GP※ | 4月9日~11日 |
| 5 | 中国GP | 4月16日~18日 |
| 6 | マイアミGP | 4月30日~5月2日 |
| 7 | カナダGP※ | 5月21日~23日 |
| 8 | モナコGP※ | 6月4日~6日 |
| 9 | ポルトガルGP | 6月18日~20日 |
| 10 | イギリスGP※ | 7月2日~4日 |
| 11 | オーストリアGP | 7月9日~11日 |
| 12 | ベルギーGP | 7月23日~25日 |
| 13 | ハンガリーGP | 7月30日~8月1日 |
| 14 | イタリアGP※ | 9月3日~5日 |
| 15 | スペインGP | 9月10日~12日 |
| 16 | アゼルバイジャンGP | 9月24日~26日 |
| 17 | トルコGP | 10月1日~3日 |
| 18 | シンガポールGP | 10月8日~10日 |
| 19 | アメリカGP | 10月22日~24日 |
| 20 | メキシコGP | 10月29日~31日 |
| 21 | サンパウロGP※ | 11月5日~7日 |
| 22 | ラスベガスGP | 11月19日~21日 |
| 23 | カタールGP※ | 12月3日~5日 |
| 24 | アブダビGP※ | 12月10日~12日 |
スプリント10戦、日本とモナコで初開催
F1は以前から、2027年にスプリントの開催数を増やす方針を示していた。来季は新たにバーレーン、オーストラリア、日本、モナコ、アブダビで初めて開催される。
開幕戦として予定されているバーレーンでもスプリント形式が採用される。つまり、各チームは新型マシンでのフリー走行をわずか1回終えただけで、予選セッションに臨むことになる。
中でも意外なのはモナコだ。タイトなモンテカルロ市街地コースはオーバーテイクが極めて難しく、短距離で勝敗を争うスプリントの開催地としては意外な選択と言える。その狙いはどこにあるのか。
通常、モナコでは3回のフリー走行を使ってドライバーとチームが徐々にマシンをコースに合わせ込んでいくが、2027年はその時間が大幅に減る。十分に準備が整わない状況で予選セッションに突入すれば、不確定要素が増え、スプリントと決勝のグリッドやレース展開に思いもよらない違いが生まれる可能性がある。
また、モナコでは決勝以上に予選が週末最大の見せ場と評されることも多い。スプリント化によって、スプリント予選と本予選という形で週末に2度のタイムアタックが行われる点も、F1側がモナコにスプリントを採用した狙いの一つと言える。
日本GPは第4戦、2大会が復帰
22カ国が並ぶ2027年のF1シーズンは、3月14日のバーレーンGPで開幕し、12月12日のアブダビGPでフィナーレを迎える。
日本GPは、3月21日のサウジアラビアGP、4月4日のオーストラリアGPに続く第4戦として行われ、その1週間後の4月18日には中国GPが行われる。
一方、中東で予定通りレースを開催できない場合に備えた代替案も検討されている。その場合はオーストラリア、中国、日本の開催を前倒しし、この3戦からシーズンを始める構想がある。
カレンダーに復帰するのは二つのグランプリだ。ポルトガルGPは6月20日にアルガルベ・サーキットで開催され、トルコGPはアゼルバイジャンGPとシンガポールGPに挟まれた3連戦の中央に配置されている。