ハースF1、マクラーレンのフォルナローリを起用。平川亮とヘレスTPCテスト共演…FP1デビュー直後に新展開

  • Published:
  • Googleで優先するソースとして追加する

2026年F1第7戦バルセロナ・カタロニアGPでの印象的なFP1デビューを経て、マクラーレンのリザーブドライバーを務めるレオナルド・フォルナローリが、ハースのTPCテストに参加することになった。

テストは、スペインのヘレス・サーキットで6月17日(水)から18日(木)にかけて行われる。フォルナローリは、ハースの2025年型「VF-25」を初めてドライブする。

先週末の第94回ル・マン24時間レースで、セバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレーと共に8号車トヨタGR010 HYBRIDを駆り、3位表彰台に上がったハースのリザーブドライバー、平川亮も本テストに参加する。

FP1デビュー走行に向けてガレージ内で準備をするマクラーレンのリザーブ・ドライバー務めるレオナルド・フォルナローリ、2026年6月12日(金) F1バルセロナ・カタロニアGPフリー走行1(カタロニア・サーキット)Courtesy Of McLaren

FP1デビュー走行に向けてガレージ内で準備をするマクラーレンのリザーブ・ドライバー務めるレオナルド・フォルナローリ、2026年6月12日(金) F1バルセロナ・カタロニアGPフリー走行1(カタロニア・サーキット)

ハースTPC参加の狙いと背景

今回のテストについてハースは、「我々はTPCプログラムを通じてドライバーをテストし、評価する能力を有している」としたうえで、2025年のFIA-F2選手権王者であるフォルナローリにヘレスでの走行機会を提供したと説明する。

今回のテスト参加をめぐっては、フォルナローリがハースのレースシート候補として検討されているのではないかとの憶測を呼ぶのは必至だろう。所属元のマクラーレンには、当面シートの空きが見込めない。

もっとも、リザーブドライバーがライバルチームからセッションに参加すること自体は、珍しいものの例がないわけではない。アルピーヌと契約するポール・アーロンも、先日のバルセロナでアウディからFP1に参加したばかりだ。

好印象残したFP1デビュー

F3とF2を連覇したフォルナローリは、バルセロナで好印象を残した。ランド・ノリスのMCL40を駆り、チームから求められていたデータ収集をこなしつつ、自身初となるF1公式セッションで5番手を記録。同じマシンを駆るレギュラードライバーであるオスカー・ピアストリとの差を0.650秒にとどめた。

ランド・ノリス(マクラーレン)のMCL40でカタロニア・サーキットを走行するリザーブ・ドライバーのレオナルド・フォルナローリ、2026年6月12日(金) F1バルセロナ・カタロニアGPフリー走行1Courtesy Of McLaren

ランド・ノリス(マクラーレン)のMCL40でカタロニア・サーキットを走行するリザーブ・ドライバーのレオナルド・フォルナローリ、2026年6月12日(金) F1バルセロナ・カタロニアGPフリー走行1

フォルナローリについてマクラーレンのチーム代表アンドレア・ステラは、「物静かに見えるが、エンジニアへの質問という点では、誰よりもはるかに積極的だ。ノートを持ち歩いてメモを取り、アイデアが浮かべばすぐに共有する」と高く評価する。

「とても興味深い人物だし、シミュレーターであれ、TPCテストカーであれ、あるいは今回のような現行車でのフリー走行であれ、マシンに乗れば速い」

さらに、ピアストリとの0.650秒という差についても、デプロイメントが切れていたことを考慮すると、コンマ2秒は差し引いて考えるべきだと指摘した。