第101回インディ500予選初日を終えて平均230.382mphを記録し2位につけた佐藤琢磨。GAORA Indycar実況室が予選直後のインタビューの模様を7分29秒の動画で公開した。

1番手が良かったかとの質問に対し「贅沢なことは言えない」と琢磨、トップ9が目標であったとし、2番手は最高の結果だと語る。ライアン・ハンターレイは重めのダウンフォースで挑み、このタイムを考慮してチームはフェルナンド・アロンソのダウンフォースを低めに設定、以下同様にチームメイトの試技をみながらマシンのセッティングを詰めていったと語る琢磨、2番手という結果はチームメイトのおかげだとし、チームワークの賜物であると主張した。予選はくじ引きで出走順が決するが、琢磨はアンドレッティ全6台の中で最後から2番目のアテンプトであった。また、気温が下がった好コンディションの中で走ることができたのも自身に優位に働いたと言う。

今日のコンディションの中でのマシンの感触は良かったとし、明日の予選でも競争的なパフォーマンスができそうだとの自信をみせるが、リスクを負い過ぎないようにエンジニアと相談しながらのアタックを行うと語り、本番はあくまでも決勝だとの考えを改めて強調した。

「これまでのベスト予選」と琢磨も認める2017年のインディ500予選初日、セッションを終えた直後の琢磨のインタビュー動画は以下。動画はファンへの感謝の気持ちで締められている。GAORAは日本でのインディカー・シリーズ独占放送権を取得しており、日本時間29日に行われるインディ500決勝レースも完全生中継する予定となっている。