バクー市街地サーキットcreativeCommons Francisco Anzola

バクー市街地サーキット

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サーキットデータ

名前
バクー市街地サーキット
所在国
アゼルバイジャン
住所
93, Zarifa Aliyeva, Bakı, アゼルバイジャン
設立年
2016年
デザイン
ヘルマン・ティルケ
コース全長
6,003m | 20コーナー
周回数
51周 | 時計回り
1コーナーまでの距離
206m
平均速度
210km/h
エンジン負荷レベル
| 全開率 : 59%
ブレーキ負荷レベル
燃料消費量
| 2.06kg/周
フューエル・エフェクト
| 0.34秒/10kg
タイヤ負荷レベル
エアロ重要度
最大高低差
46m
収容人数
30,000人

バクー市街地サーキット(英:Baku City Circuit)とは、アゼルバイジャンの首都バクーに仮設される市街地コースのこと。2016年にヨーロッパGPの舞台としてF1が初開催された。同グランプリは17年にアゼルバイジャンGPに改称されている。

石油が豊富な元ソビエト連邦のアゼルバイジャンは、ロシアとイランに挟まれた位置にありカスピ海に面している。ロシアGPが行われるソチから僅か900km南の場所だ。日本人にはあまりなじみのない国と言えるが、ヨーロッパ圏に属する国として分類されており、近年ヨーロッパのスポーツ大会や、音楽大会などを精力的に開催している。当初ヨーロッパGPと呼ばれていたのもこれが一因と言われる。

バクーでのF1ヨーロッパGPは、予選・決勝ともに現地時間18時にスタート。トワイライト?と思ってしまうが、アゼルバイジャンの6月の日没時刻は21時14分であるため、日の光の下でのレースとなる。

コースレイアウト

バクー市街地コースは、近代的な建物が並ぶ起伏の少ないセクター1と、旧市街を周る起伏の激しい狭く曲がりくねったセクター2、そしてカスピ海に面したアクセル全開で駆け抜けるセクター3で構成される。旧市街を周るコースは砂利道であるため、グランプリ開催に合わせて一時的にアスファルトが舗装される。

バクー市街地コースの9コーナー
©F1 8から9コーナーにかけてのコースは一時的にアスファルトで舗装される

F1サーキットでお馴染みのヘルマン・ティルケ率いるティルケ・エンジニアリングが手がけたサーキット。F1カレンダーの中で最も狭いコース幅を有しており、9コーナーと10コーナーの間の区間は横幅が7mしかない。とは言え、F1マシンはここを時速100km以上のスピードで駆け抜けていく。

最も低速になるのは4コーナーで3速88km/h、16コーナーから1コーナーまではエンジン全開区間となる。

バクー市街地コースのレイアウト図

タイヤへの負荷は大きくなく、16年のレースでは1ストップ戦略が主流となった。

世界最速のストリートサーキット

1周の長さはベルギーGPの舞台であるスパ・フランコルシャンに次ぐおよそ6km。2016年にバルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)がF1での最高速記録を更新する378km/hをマーク、世界最速のストリートサーキットと呼ばれる。19コーナーから1コーナーまでは約2.19kmもある超ロング・ストレートとなっている。

サーキットの場所

スタートラインは海抜-24.7m、標高が最も硬い所でも2.1mしかなく、コースの殆どが海よりも低いのが特徴。