2021 F1イギリスGP 決勝グリッド︰パルクフェルメ違反及びスプリント予選後の降格ペナで変動発生
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史上初のスプリント予選を経てシルバーストン・サーキットで7月18日に開催される2021年シーズンのF1世界選手権第10戦イギリスGPの公式スターティング・グリッドが国際自動車連盟(FIA)より発表された。降格ペナルティにより予選順位とグリッドに変動が生じた。
土曜に行われた17周のスプリント予選での1周目にカルロス・サインツ(フェラーリ)をコース外に追いやったとして、9位フィニッシュのジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)に3グリッド降格ペナルティが科せられた。
この結果、エステバン・オコン(アルピーヌ)が9番手、大転落からの大逆襲を果たしたサインツが10番手、そしてピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が11番手に昇格した。
なお週末に際してはフェラーリ勢やアルファロメオ勢を中心に、計7台がパワーユニットを交換。セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)とエステバン・オコン(アルピーヌ)は3基目に到達した。
オコンに至っては14戦を残した段階でエキゾーストを除く全てのコンポーネントが上限基数に達したが、いずれも降格ペナルティの対象外だった。なお同じ様に降格ペナルティの対象となりうるギアボックス交換に関しては、珍しくも1台も交換申請がなかった。
ただ、スプリント予選を唯一リタイヤしたセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)がパルクフェルメを破ってRB16Bをオーバーテイク仕様に変更したためピットレーンスタートとなり、最終的に計5名の並びが変更された。
ポールポジションはマックス・フェルスタッペン。最前列2番グリッドには逆襲のルイス・ハミルトンが並ぶ。2列目にはバルテリ・ボッタスとシャルル・ルクレールが前を伺う。
スプリント予選が行われる週末のレースは特例として、全車が自由にスタートタイヤを選択する事ができる。メインはミディアムとなるだろうが、スプリント予選でソフトタイヤに好感を持ったキミ・ライコネン等はもしかすると…。
2021年F1イギリスGP決勝レースは日本時間18日(日)23時にブラックアウトを迎え、1周5891mのコースを52周する事で争われる。
F1イギリスGP決勝グリッド
Pos | Driver | Team | Sprint |
---|---|---|---|
1 | M.フェルスタッペン | レッドブル | 1(-) |
2 | L.ハミルトン | メルセデス | 2(-) |
3 | V.ボッタス | メルセデス | 3(-) |
4 | C.ルクレール | フェラーリ | 4(-) |
5 | L.ノリス | マクラーレン | 5(-) |
6 | D.リカルド | マクラーレン | 6(-) |
7 | F.アロンソ | アルピーヌ | 7(-) |
8 | S.ベッテル | アストンマーチン | 8(-) |
9 | E.オコン | アルピーヌ | 10(+1) |
10 | C.サインツ | フェラーリ | 11(+1) |
11 | P.ガスリー | アルファタウリ | 12(+1) |
12 | G.ラッセル | ウィリアムズ | 9(-3) |
13 | K.ライコネン | アルファロメオ | 13(-) |
14 | L.ストロール | アストンマーチン | 14(-) |
15 | A.ジョビナッツィ | アルファロメオ | 15(-) |
16 | 角田裕毅 | アルファタウリ | 16(-) |
17 | N.ラティフィ | ウィリアムズ | 17(-) |
18 | M.シューマッハ | ハース | 18(-) |
19 | N.マゼピン | ハース | 19(-) |
PIT | S.ペレス | レッドブル | 20 |