2019年 FIA-F2選手権 開催日程カレンダーとマシン概要
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FIA国際自動車連盟は12月5日、世界モータースポーツ評議会を開催し、2019年のFIA-F2選手権(FIA Formula 2 Championship)のカレンダーを正式決定した。3シーズン目を迎えるF2は、F1のサポートイベントとして全12戦24レースで構成され、8戦はヨーロッパ、残りの4戦はフライアウェイ開催となる。
開幕は3月29日-31日のバーレーン・インターナショナル・サーキット、11月29日-12月1日のヤス・マリーナ・サーキットで閉幕する。サーキット側は招致に前向きな姿勢を示していたものの、コスト的な観点から2018年と同じく12ラウンドに落ち着いた。
F2の最高経営責任者を務めるブルーノ・ミシェルは、シリーズ全戦がF1と同一サーキットでの開催であることに触れて、F2は若手ドライバーにとってF1の登竜門に相応しいシリーズだと主張。実際、2018シーズンのランキング上位3名は2019年のF1でデビューを飾る。
2019年 FIA F2選手権カレンダー
ラウンド | 日時 | サーキット |
---|---|---|
開幕 | – | バーレーン国際サーキット |
2 | – | バクー市街地コース |
3 | – | カタロニア・サーキット |
4 | – | モンテカルロ市街地コース |
5 | – | サーキット・ポール・リカール |
6 | – | レッドブル・リンク |
7 | – | シルバーストン・サーキット |
8 | – | ハンガロリンク |
9 | – | スパ・フランコルシャン |
10 | – | モンツァ・サーキット |
11 | – | ソチ・オートドローム |
最終 | – | ヤス・マリーナ・サーキット |
2019年 F2マシン概要
F2では全てのチームが同じエンジン、車体、タイヤの使用が義務付けられている。シャシーはダラーラ製、エンジンはメカクローム製、タイヤはF1と同じく伊ピレリが供給する。
ARTグランプリの2018年型F2マシン
エンジン | 3.4リッターV6ターボ |
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エンジン出力 | 620馬力 |
ギアボックス | 6速パドルシフトギアボックス |
全長 | 5,224 mm |
車幅 | 1,900 mm |
ホイールベース | 3,135 mm |
重量 | 720 kg |