ハースF1、TGRの平川亮と現アルピーヌのオコンを起用…アブダビテストで

ハースVF-24のノーズに掲げられた「TOYOTA GAZOO Racing」のロゴ、2024年10月17日F1アメリカGPCourtesy Of Haas

ハースF1チームは2024年12月4日、FIA-F1世界選手権最終第24戦アブダビGPの2日後、12月10日(火)にヤス・マリーナ・サーキットで行われるポストシーズンテストの参加ドライバーとして、エステバン・オコンと平川亮の2名を起用することを発表した。

ハースは今年10月にTOYOTA GAZOO Racing(TGR)との提携を発表しており、この協力関係にはマシン開発の分野だけでなく、日本人若手ドライバーの育成支援も含まれている。

平川亮は2022年のル・マン24時間レースで優勝し、2022年および2023年の世界耐久選手権(WEC)でタイトルを獲得するなど、TGRの一員として国際的な舞台で成功を収めてきた。

平川亮は今週末のアブダビGPで、マクラーレンのリザーブドライバーとしてFP1デビューを予定しており、数日間で異なる2台のF1マシンをドライブすることとなる。この経験は、彼が自身の才能を関係者にアピールする重要なステップとなるだろう。

一方、オコンは現所属チームであるアルピーヌとの合意のもと、アブダビGPへの出場を辞退する代わりに、ポストシーズンテストから来季の新天地となるハースに合流することが許可された。オコンにとっては、新シーズンに向けた重要な準備の機会となる。

平川亮にとってもオコンにとっても、ハースの最新2024年型マシン「VF-24」をドライブするのは今回が初となる。

F1アブダビGP特集

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