フェルスタッペン、メルセデス抑えて最速刻むも「ポール争いに加わる事はないと思う」
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レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、28日に行われたF1第7戦ベルギーGP初日プラクティスでトップタイムで締め括ったものの、2日目になればメルセデスがギアを上げてくる事は間違いないとして、予選でのポール争いに自身が加わる事はないだろうとの見方を示した。
午前のFP1ではバルテリ・ボッタス(メルセデス)が最速を刻んだものの、フェルスタッペンはその差を0.081秒に抑える3番手タイムをマーク。続く午後のFP2では状況をひっくり返して、メルセデスの2台を従える1分43秒744のトップタイムを記録した。
Pos | Driver | Team | Time | Gap | Laps |
---|---|---|---|---|---|
1 | フェルスタッペン | レッドブル | 1:43.744 | 21 | |
2 | リカルド | ルノー | 1:43.792 | +0.048 | 12 |
3 | ハミルトン | メルセデス | 1:43.840 | +0.096 | 23 |
ポール争いに加わる事はないと思う
マックス・フェルスタッペンFP2: 1位, FP1: 3位
週末はまだ始まったばかりだけど、クルマのハンドリングは良いし今日はポジティブな一日だったから、全体的にはかなり満足だよ。とは言え、完璧なレーシングマシンというものは存在しないし、いつものように今夜も車体とタイヤの双方で改善できる箇所を探し続けるつもりだ。
個人的に言えば、今日のメルセデスはバランスに苦しんでいたように思う。ただ、明日は強さを増してくるだろうね。これまで見てきたように、彼らがロングランで非常に高い競争力を持っている事は既知の事実だし、予選になるとあからさまな速さを発揮してくるから、僕がポール争いに加わる事はないと思う。せめてもう少し接近できれば、レースを有利に展開できるんだけど…。
明日以降はコンディションが変わる可能性があるけど、良いベースラインを見つけるためにも今日はドライの状態で走ることが重要だった。スパで完璧なダウンフォースレベルを見出すのは簡単なことではないし、誰もが色々なことを試していると思うけど、僕らは真っ当なポジションにつけていると思う。正確な序列は明日になれば分かることさ。
F1ベルギーグランプリ3回目のフリー走行は日本時間8月29日(土)19時から、公式予選は同22時から1時間に渡ってスパ・フランコルシャンで開催される。