フェルスタッペン、メルセデスの牙城でフロントロウ「目指すは勝利」F1アブダビGP《予選》
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レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、メルセデスの牙城とも言うべきヤス・マリーナ・サーキットで行われたF1アブダビGP予選で、ポールポジションを獲得したルイス・ハミルトンから0.36秒落ちの3番手タイムをマーク。決勝に向けて「目指すは勝利だ」と述べ、打倒ハミルトンを誓った。
2014年に幕を開けたハイブリッドV6ターボ時代以降、シルバーアローはヤス・マリーナで、予選・決勝共に一度たりともライバルに負けた事がなく、圧倒的な強さを示し続けている。予選2番手のバルテリ・ボッタスがパワーユニット交換に伴うグリッド降格で最後尾に後退するため、フェルスタッペンは日曜の決勝レースをフロントロウ2番グリッドからスタートする。
メルセデスの牙城でフロントロウ「目指すは勝利」
マックス・フェルスタッペン予選: 3位, FP3: 1位
もちろん、常にトップに立ちたいって思ってるし、それが叶わないなら、少しでもポールに近づきたいって思ってるけど、今日はこれ以上の結果は出せなかったし、クルマから最大限のパフォーマンスを引き出せたから満足してる。
カレンダーの中には、マシン毎に得意不得意なサーキットがあるものなんだ。ある特定のマシンが他のクルマよりも上手く機能して、適切なセットアップを見つけるのが容易いコースってものがある。その意味では、アブダビはメルセデス向きのサーキットだ。僕らは最終セクターであと一歩彼らに及ばなかった。
バルテリ(ボッタス)がペナルティを受けるから、有り難いことに、明日の決勝レースではフロントロウからスタートする事になる。ここはオーバーテイクが難しいからスタートが重要だけど、レースは長い。いつものように勝利を目指して頑張るつもりだ。
メルセデスは明日も速いだろうし、簡単なレースにはならないと思うけど、それでも僕らはチームとして出来る限りハードに攻めて、最後まで戦い続けるよ。
2019年F1第21戦アブダビグランプリ決勝レースは、12月1日(日)の日本時間22時10分から行われ、1周5554mのヤス・マリーナ・サーキットを55周する事で勝敗を決する。