トロロッソ代表、ペース不足を実感「次こそは入賞できるようモナコGPの準備に集中する」

フランツ・トストとブレンドン・ハートレーcopyright Red Bull Content Pool

スクーデリア・トロロッソのチーム代表を務めるフランツ・トストが、5月13日(日)に行われたF1スペインGP決勝レースを終えてコメントを発表した。

クラッシュのために予選欠場を強いられ、最後尾からの巻き返しに挑んだブレンドン・ハートレーが12位完走を果たした一方、入賞の期待を背負ったピエール・ガスリーは、単独スピンを喫したロマン・グロージャン(Haas)の巻き添えを食う形で1周目にリタイヤを喫した。

トスト代表は、マシンの総合力が問われるカタロニア・サーキットで「我々のペースが不足していたのは事実」と述べ、次戦モナコGPではトップ10圏内でフィニッシュ出来るよう、集中して仕事に取り組んでいく考えを明らかにした。

次こそは入賞できるようモナコGPの準備に集中する

フランツ・トストチーム代表

残念な事に、今週はトロロッソ・ホンダのための週末ではなかったようだ。昨日はブレンドンが大クラッシュに見舞われてしまった。よく知られている通り、バルセロナでのオーバーテイクは簡単ではないため、後方からのスタートではポジションを上げるのが難しかった。

ピエールの方はレースのスタートで不運に見舞われてしまった。グロージャンとのクラッシュを避けるためにできる事は何もなかった。本来であれば今日は幾らかポイントを獲れたハズだから、ピエールにとってもチームにとっても残念な一日になってしまったよ。我々がここでペース不足に陥っていた事は間違いない。入賞圏内に戻れるよう、次のモナコGPに集中して取り組んでいくよ。


レースは、ポールシッターのルイス・ハミルトンが圧巻の走りを見せ今季2勝目を手にした。バルテリ・ボッタスが2位に続きメルセデスAMGが1-2。3位表彰台にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが滑り込んだ。

F1スペインGP特集

この記事をシェアする

関連記事

モバイルバージョンを終了