ピエール・ガスリー、中団最速に迫る6番手タイムも「まだイマイチ」と油断なし
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F1第4戦スペインGP初日プラクティスを6番手で締め括ったアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーに慢心はない。
ガスリーは1回目のフリー走行で26周を走り込み1分19秒062の7番手タイムを刻むと、午後のFP2でも32周を重ねて1分18秒593の6番手タイムを記録した。
Pos | Driver | Team | Time | Gap | Laps |
---|---|---|---|---|---|
5 | アロンソ | アルピーヌ | 1:18.518 | +0.348 | 30 |
6 | ガスリー | アルファタウリ | 1:18.593 | +0.423 | 32 |
7 | 角田裕毅 | アルファタウリ | 1:18.619 | +0.449 | 30 |
前に並ぶアルピーヌ勢とのギャップは約コンマ1秒と中団最速を視野に入れるが、1日を振り返ったガスリーはマシンバランスがまだ今ひとつであるとして、予選に向けて更にパフォーマンスを高める必要があるとの考えを示した。
またチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズは「毎度のことながら、ラップ序盤のアンダーステアを許容するか、はたまた終盤のオーバーステアを許容するかが妥協点だ」と述べ、検討課題に挙げた。
バランスがまだイマイチ
ピエール・ガスリーFP2: 6位, FP1: 7位
6番手という結果はクルマの力強さの表れだし、FP2は全体的に良いセッションだったと思う。ただ、ペースは間違いなくあるもののバランスがまだ今ひとつだから、明日の予選に向けてパフォーマンスを最大限に高めるために今夜は幾つか微調整が必要だ。
もちろん、今週末の僕らの目標はポイント獲得だ。中団のライバル達との厳しい戦いになると思うけど、苦戦している幾つかの部分を改善できれば良い週末が過ごせるはずだ。
初日をトップで締め括ったのはポイントリーダーのルイス・ハミルトン。2番手にはバルテリ・ボッタスが続きメルセデスが1-2体制を築いた。3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)という結果となった。
2021 F1スペイングランプリ3回目のフリー走行は日本時間5月8日(土)19時から、公式予選は同22時から1時間に渡ってカタロニア・サーキットで開催される。