ピレリ、鈴鹿でのF1日本GPとシンガポールのタイヤ選択を発表
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公式タイヤサプライヤーのピレリは9月13日(火)、2022年FIA-F1世界選手権第17戦シンガポールGP及び、第18戦日本GPに持ち込むタイヤコンパウンドを発表した。
鈴鹿サーキットで3年ぶりに開催される待望の日本GPには、例年と同じ様に最も堅いC1~C3コンパウンドが持ち込まれる。この組み合わせはバーレーン、スペイン、イギリス、オランダに続いて今季5回目だ。
世界のトップドライバーがこぞって絶賛する高速のS字区間や、数々のクラッシュを演出してきた悪名高きデグナーカーブを備える鈴鹿は、カレンダーの中で最もタイヤに厳しいサーキットの1つとして知られ、例年、2ストップ戦略が主流となる傾向にある。
なお日本GPでは2023年仕様のタイヤテストを目的に、10月7日 (金)に開催される2回目のフリー走行が60分から90分へと延長される。
同じく3年ぶり開催のマリーナ・ベイ市街地コースでのシンガポールGPには、市街地専用とも言うべき最も柔らかいC3~C5コンパウンドが持ち込まれる。
日本GPまでのタイヤ選択は以下の通り。(ハード:H、ミディアム:M、ソフト:S)
グランプリ | C1 | C2 | C3 | C4 | C5 |
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開幕バーレーンGP | H | M | S | ||
第2戦サウジアラビアGP | H | M | S | ||
第3戦オーストラリアGP | H | M | S | ||
第4戦エミリア・ロマーニャGP | H | M | S | ||
第5戦マイアミGP | H | M | S | ||
第6戦スペインGP | H | M | S | ||
第7戦モナコGP | H | M | S | ||
第8戦アゼルバイジャンGP | H | M | S | ||
第9戦カナダGP | H | M | S | ||
第10戦イギリスGP | H | M | S | ||
第11戦オーストリアGP | H | M | S | ||
第12戦フランスGP | H | M | S | ||
第13戦ハンガリーGP | H | M | S | ||
第14戦ベルギーGP | H | M | S | ||
第15戦オランダGP | H | M | S | ||
第16戦イタリアGP | H | M | S | ||
第17戦シンガポールGP | H | M | S | ||
第18戦日本GP | H | M | S |
F1は今年、長年に渡って親しまれてきた13インチに代えて、扁平大口径の18インチタイヤを導入した。ホイールは富山県高岡市に拠点を持つBBSジャパンが独占供給している。
ピレリはC1(硬い)からC5(柔らかい)までの5段階のコンパウンドを製造し、各コースの特性等に応じてその中から3種類をチョイス。柔らかい方から順に「ソフト」「ミディアム」「ハード」の呼称がつけられる。
2022年シーズンの各週末に提供されるスリックタイヤは、マシン1台に対してハード2セット、ミディアム3セット、ソフト8セットの計13セットとなる。
ただしスプリントフォーマットが採用される週末は、ミディアムが1セット増やされる代わりにソフトが2セット減らされ、スリックタイヤの供給数は通常の週末よりも1セット少ない全12セットとなる。