ルノー、電気系トラブルでQ2敗退「決勝はダブルポイント獲得が目標」オーストラリアGP《予選》
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ルノーF1チームは、3月16日のF1オーストラリアGP公式予選でニコ・ヒュルケンベルグが0.03秒差で惜しくも11番手、ダニエル・リカルドはそんなチームメイトに1000分の8秒届かず12番手と、揃ってQ2敗退を喫した。
スポーティングディレクターを務めるアラン・パーメインは、Q2の最後のアタックの際に、ヒュルケンベルグのクルマに電気系統のトラブルが発生していた事を明らかにした。その一方で、ロングランペースには自信があるとして、日曜の決勝ではダブルポイント獲得を目標に上げた。
ルノー:F1オーストラリアGP予選を終えて
ニコ・ヒュルケンベルグ予選: 11位, FP3: 11位
間違いなくQ3に進めたはずだけに、些細なトラブルがトップ10のチャンスを台無しにしてしまい悔しい。ツイてないね。Q2の最初ラップでは、トラフィックに捕まった挙げ句、タイヤをロックアップしてしまい若干タイムを失った。でも良い結果を得られるだけのペースはあったし、競争力があるのは分かってる。
今回は僅かの差が大きな違いを生む状況だったんだ。調子は悪くないから、11番手スタートでも良いレースが出来るはずだ。金曜のロングランはペースが良かったし、週末を通してマシンに良い感触を持ってる。入賞のチャンスは大いにあるよ。
ダニエル・リカルド予選: 12位, FP3: 10位
もちろん、Q3に行けなくてガッカリだよ。僅か0.05秒の差だったんだから。その程度なら自分の力で何とか出来るのにさ。最後のアタックの時に、セクター1でちょっとタイムを失ったんだ。Q3に進出出来るだけのポテンシャルがあっただけに、1周を完璧にまとめられずイラッとする。
中団グループは予想通り本当に接戦だけど楽観視してる。決勝では良いリザルトが得られるはずさ。母国レースでは毎年「上手くやりたい」って気持ちが焦っちゃうんだけど、冷静になって良いスタートを決めて、ここぞという時にアタックするようにしなくちゃね。
ポールポジションはメルセデスAMGのルイス・ハミルトン。メルボルンでの6度目のポールを射止めた。2番手はチームメイトのバルテリ・ボッタス。シルバーアローが後続に大差をつけ圧倒する結果となった。
2019年開幕F1オーストラリア・グランプリ決勝レースは、日本時間3月17日(日)14時10分にグリーンフラッグを迎え、1周5303mのアルバート・パーク・サーキットを58周する事で勝敗を決する。