カタロニア・サーキットcreativeCommons Club RACC

カタロニア・サーキット

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サーキットデータ

名前
カタロニア・サーキット
所在国
スペイン
住所
Camino Mas Moreneta, 08160 Montmeló, Barcelona, スペイン
設立年
1991年
コース全長
4,655m | 16コーナー
周回数
66周 | 時計回り
エンジン負荷レベル
| 全開率 : 55%
ブレーキ負荷レベル
| 使用率 : 16.4%
燃料消費量
| 1.59kg/周
フューエル・エフェクト
| 0.36秒/10kg
タイヤ負荷レベル
エアロ重要度
最大高低差
30m
レコード
1分21秒670 キミ・ライコネン / 2008年 / フェラーリ
WEBサイト
www.circuitcat.com

カタロニア・サーキットとは、スペインのカタルーニャ州バルセロナの北部のムンマローにあるスペインGPが開催されるサーキットのこと。正式名称は、シルクイート・デ・バルセロナ・カタルーニャ(Circuit de Barcelona-Catalunya)である。

Catalunya Circuit f1 photocreativeCommonsCaterhamF1

スペインで開催されるF1GPは、このカタロニア・サーキット以外にもう一つある。そう、バレンシア市街地サーキットだ。F1では「1国1GP開催」が原則であるため、本来であれば1シーズン中にスペインで2回のグランプリが開催されてはいけないのだが、そこは悪い大人の悪知恵でうまくかいくぐり、バレンシア市街地サーキットでのグランプリを「ヨーロッパGP」とすることで対処するなどしている。

コースレイアウト

このサーキットで速いマシンはどのサーキットでも速い」と言われるほど、マシンの総合力が試されるサーキットである。高速・中速・低速コーナーに加えて長いストレートと高低差(30m)があるのが特徴。

カタロニア・サーキットのコースレイアウト図

シーズンテストで使用されるサーキットであるため、各チームとも豊富なデータを所持している。そのため、シーズン中にどれだけ開発が進んでいるかを見極めるのに最適なコースだ。例年ヨーロッパラウンドの始まりの地であり、全チームが大規模なマシンアップデートを行うことでも知られる。これは、F1チームの大部分がヨーロッパに本拠地を置いているため、サーキットがチームのファクトリーに近いことによる。

立地が原因の不安定な風向きが、マシンパフォーマンスに大きく影響する。そのため、下手にセッティングを詰めすぎると、ほんの少しの状況変化であっても対応できなくなる。例えば、2日目午後のFP2で突き詰めたセッティングを行ったとする。そのセッティングがバシッとハマり、FP2では最高のマシンバランスだったとしても、翌日の午前のFP3では最悪のマシンバランスに感じられる、ということがよくある。無線にむなしく響く「昨日までは最高だったのに、どういうわけか今は全くグリップがない。。」のようなドライバーのコメントが、このカタロニア・サーキットではよく聞かれる。

カタロニア・サーキットのホームストレート
©F1 ホームストレート

コース幅が狭いことと、近年のF1マシンの空力特性の2つの理由によりオーバーテイクは比較的難しい。ポールから1コーナーまでの距離は690mほどと長めなので、うまくスタートすれば1周目の1コーナーまでにオーバーテイクが可能。3コーナーは強烈なGフォースがマシンとドライバーを襲う超高速コーナー。ヘビーブレーキングが必要になるのは2回、ブレーキ使用率も16%とブレーキにはやさしいサーキットだ。燃料・エンジンへの負担も低く、マシンのトータルバランスがモノを言う。平均速度も180km/hほど。

余談だが、サーキットの形が「ゴリラが両腕を上に上げて”ウホッ”と吠えている」ように見えることから、我々は「ゴリラ・サーキット」と呼んでいる。

サーキットの場所と航空写真