F1速報 イギリスGP予選Q2︰僅差の闘い…ホンダエンジン勢3台がノックアウト
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F1第4戦イギリスGPの公式予選が8月1日にシルバーストン・サーキットで行われている。ホンダエンジンを搭載するレッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリは全4台がQ2へと駒を進めたものの、その内の3台は最終ラウンドに到達できずに姿を消した。
5台が脱落し残る15台のマシンが挑んだQ2では、決勝レースでのアドバンテージを得ようと、メルセデス、レッドブル・ホンダ、レーシングポイント、そしてフェラーリのシャルル・ルクレールの7台が、より耐久性の高いミディアムタイヤを履いてコースへと向かった。
1セット目のアタック終盤に計測を開始したルイス・ハミルトンは、ターン7の立ち上がりでリアを失いグラベルに。クルマにダメージは無かったもののコース上にデブリが飛散したため、セッションは9分間に渡って赤旗中断となった。
セッションが再開されるやいなや、ハミルトンは再び計測に向かい、トップのバルテリ・ボッタスから0.3秒落ちの2番手タイムを刻んだ。3番手につけたマックス・フェルスタッペンはボッタスから1.1秒落ちと、ミディアムを履いたメルセデスの圧倒的な速さが明らかとなった。
8番手のランド・ノリスから11番手のピエール・ガスリーまでの4台が1000分の81秒内にひしめく過酷な争いとなった。10番手でギリギリQ3進出を果たしたランス・ストロールとガスリーは全くの同タイムであったが、先に計測を終えていたストロールが最終ラウンドへの駒を手にした。
ニコ・ヒュルケンベルグはチームメイトから1000分の65秒落ちの13番手で敗退を喫した。
ホンダ勢はガスリーが10番手、アレックス・アルボンが11番手、そしてダニール・クビアトが14番手でQ2敗退を喫した。
ノックアウト
- ピエール・ガスリー
- アレックス・アルボン
- ニコ・ヒュルケンベルグ
- ダニール・クビアト
- ジョージ・ラッセル
この後はトップ10グリッドを決する予選最終ラウンドのQ3が行われる。