中止は2022年のみならず!F1、ロシアGP開催契約そのものを解除

ソチ・オートドロームを周回するF1マシン、2021年9月24日F1ロシアGPフリー走行1にてCourtesy Of Pirelli & C. S.p.A.

FIA-F1世界選手権は3月3日(木)、F1ロシアGPの現地プロモーター、ロスゴンキ(Rosgonki)との契約を解除したと発表した。少なくとも当面の間、場合によっては永劫、同国でグランプリレースは開催されない見通しだ。

ロシア軍がウクライナへの侵攻を開始した翌25日(金)、F1は「現在の状況でロシアGPを開催することは不可能」だとして事実の中止を宣言。その後、国際自動車連盟(FIA)は3月1日(火)に招集した緊急の世界モータースポーツ評議会(WMSC)で同グランプリの正式な中止を決定した。

だがF1は更に一歩踏み込み、ロシアとの関係そのものを絶つ決断を下した。F1は声明の中で「F1はロシアGPのプロモーターとの契約を解除した事を発表する。つまり今後、ロシアでレレースが行われる事はない」と述べた。ロスゴンキとの契約は2025年まで続く予定だった。

ロシアGPはオリンピック会場跡地に建設されたソチ・オートドロームで2014年より開催されてきた。2023年以降はサンクトペテルブルク近郊のオートドローム・イゴラ・ドライブに会場が移る事が決定していたため、ソチでのレースは今季がラストとなる予定だった。

ウクライナ自動車連盟(FAU)及び国際オリンピック委員会(IOC)からの排除勧告にも関わらず、FIAが条件付きでのロシア/ベラルーシ人ドライバーの競技参加を認めたため、ハースF1チーム所属のロシア人ドライバー、ニキータ・マゼピンは首の皮一枚繋がった格好だが、仮にシートを維持てきたとしても、今後母国レースでステアリングを握る機会は望めそうもない。

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