F1テスト《3日目》開始:ホンダ勢快調キープ、跳馬ルクレール 印象的なタイムで最速スタート
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気温21℃、路面温度33℃のドライコンディションの中、グリーンライトの点灯と共に全10台が一斉にコースへと出ていった。F1公式プレシーズンテスト最終3日目。残された時間は8時間のみ。全車大きなトラブルもなく、順調に周回を重ねている。
開始から90分が経過した時点でのタイムシートはスクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレールがトップに立つ。早々に刻んだベンチマークは1分30秒486というテスト全体で3番目に速いタイムだ。
3日間の通しでの最速は、2日目夕方にメルセデスのバルテリ・ボッタスが最も柔らかいC5でマークした1分30秒289でその差はコンマ2秒だが、ルクレールが履いていたのは2段階硬めのC3タイヤだ。
2番手はレッドブル・ホンダRB16Bを駆るセルジオ・ペレス。C2タイヤでコンマ4秒落ちのペースを刻み、3番手にはガスリー曰く「弱点らしき弱点がない」アルファタウリ・ホンダAT02が続く。ホンダ勢としては3日間連続での計250周超えとなるかが注目される。
ファエンツァのチームはエアロデータの収集のために大量のフロービズをシャシー片側に塗りたくり、ガスリーが現在24周を重ねている。午後は角田裕毅が作業を引き継ぐ。
ロイ・ニッサニーを初日に充てがった事で、レギュラードライバーの担当が各々1日となったウィリアムズはこの日、満を持してジョージ・ラッセルが初めてFW43Bをドライブ。精力的に33周を積み重ねる。
アストンマーチンはランス・ストロールがC3・C4でのロングランに取り組むなど、他とは異なり独自にプログラムを進めている。
午前のセッションは日本時間20時まで4時間に渡って行われる。テストの模様は2ヶ月無料キャンペーンを実施中のDAZNが生配信する。
Pos | Driver | Team | Time | Gap | Tyre | Laps |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ルクレール | フェラーリ | 1:30.486 | – | C3 | 18 |
2 | ペレス | レッドブル | 1:30.927 | 0.441 | C2 | 25 |
3 | ガスリー | アルファタウリ | 1:31.233 | 0.747 | – | 24 |
4 | オコン | アルピーヌ | 1:31.630 | 1.144 | C3 | 25 |
5 | シューマッハ | ハース | 1:32.053 | 1.567 | C4 | 29 |
6 | ボッタス | メルセデス | 1:32.635 | 2.149 | C2 | 29 |
7 | ラッセル | ウィリアムズ | 1:32.731 | 2.245 | – | 33 |
8 | ノリス | マクラーレン | 1:32.999 | 2.513 | – | 18 |
9 | ストロール | アストンマーチン | 1:36.100 | 5.614 | – | 37 |
10 | ライコネン | アルファロメオ | 1:36.640 | 6.154 | – | 32 |
– | リカルド | マクラーレン | – | – | – | – |
– | 角田裕毅 | アルファタウリ | – | – | – | – |
– | サインツ | フェラーリ | – | – | – | – |
– | マゼピン | ハース | – | – | – | – |
– | ハミルトン | メルセデス | – | – | – | – |
– | ベッテル | アストンマーチン | – | – | – | – |
– | フェルスタッペン | レッドブル | – | – | – | – |