バルテリ・ボッタス、マシン分解後のポール「久しぶりの感覚…震えた」
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メルセデスAMGのバルテリ・ボッタスはレッドブル・リンクで行われた4日(土)のF1オーストリアGP公式予選で1分2秒951のコースレコードを樹立し、キャリア通算12回目のポールポジションを獲得した。
メルセデス・ベンツ製エンジンを搭載するマシンとして通算275回目のフロントローを記録したフィンランド人ドライバーは予選を振り返り「最高に良い気分だ。こういう感覚は久しぶり。震えたよ」と興奮気味に語った。
Pos | Driver | Q1 | Q2 | Q3 |
---|---|---|---|---|
1 | ボッタス | 1:04.111 | 1:03.015 | 1:02.939 |
2 | ハミルトン | 1:04.198 | 1:03.096 | 1:02.951 |
決して順風満帆ではなかった。トラックサイド・エンジニアリングディレクターを務めるアンドリュー・ショブリンは、ギアボックスの電装系交換の必要が確認されたため、予選を前にしてボッタスのマシンの分解を強いられた事を明かしている。
久しぶりの感覚…震えた
バルデリ・ボッタス予選: 1位, FP3: 2位
最高に良い気分だ。こういう感覚は久しぶりだ。予選後は震えたよ。クルマを限界までプッシュできた時というのは本当に特別なんだ。
このために長い時間をかけて準備をしてきたわけだけど、実際にどうなるのかは終わってみるまで分からない。チームは素晴らしい仕事をしてくれた。まだまだ序盤だけど、チームが成し遂げた事に感銘を受けている。
現場とファクトリー、全てのメンバーに感謝したい。このクルマは信じられない位に素晴らしい。
今日の結果には本当に満足だけど、大事なのは明日だ。集中力を切らさずにワードワークを続けていかなきゃね。
ポールポジションはバルテリ・ボッタス(メルセデス)、2番手にはルイス・ハミルトンが続きブラック・アローが1-2。3番手にはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがつけた。
2020年F1開幕戦オーストリアグランプリ決勝レースは、日本時間7月5日(日)22時10分にフォーメーションラップを迎え、1周4326mのレッドブル・リンクを71周する事で選手権を争う。