ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットcreativeCommons Christian Madden

ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット

  • 最終更新:

サーキットデータ

名前
ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット
所在国
カナダ
住所
Parc Jean-Drapeau, Montréal, QC H3C 6A1 カナダ
設立年
1978年
コース全長
4,361m | 13コーナー
周回数
70周 | 時計回り
エンジン負荷レベル
| 全開率 : 60%
ブレーキ負荷レベル
| 使用率 : 16%
燃料消費量
| 1.50kg/周
フューエル・エフェクト
| 0.32秒/10kg
タイヤ負荷レベル
グリップレベル
エアロ重要度
最大高低差
5m
収容人数
100,000人
レコード
1分13秒622 R.バリチェロ / フェラーリ / 2004
WEBサイト
www.circuitgillesvilleneuve.ca

ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット(Circuit Gilles Villeneuve)とは、カナダはケベック州モントリオールのセント・ローレンス川にある人工島に作られたサーキット。名前の由来はもちろんF1ドライバーのジル・ヴィルヌーヴ。F1カナダGPの舞台である。

Circuit Gilles Villeneuve photocreativeCommonssofafort

もともとはサーキット・イル・ノートルダムという名前だったのが、1982年ジル・ヴィルヌーヴの事故死を受けて名称を変更。スタートライン上には”Salut Gilles”(やあ、ジル)とペイントされている。F1カナダGPは、日本との時差が最も大きいグランプリなので徹夜は必至となる。

Circuit Gilles Villeneuve photocreativeCommonsFabioCasadei

コースレイアウト

ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットは、長いストレートと深く切れ込んだコーナーの組み合わせが特徴の典型的なストップ・アンド・ゴー型のサーキット。トラクションの良さと、ブレーキング時のスタビリティー、エンジンパワーが勝利の鍵となる。ブレーキへの負荷はカレンダー最大とも言われており、荒れるレースが多いのがポイント。

最高速を記録するのは13コーナー手前で、F1マシンは8速340km/hほどでここを駆け抜ける。次に速いのはホームストレートエンドで8速320km/h。一方最も低速になるのは10コーナーのヘアピンで2速57km/h、次いで2コーナーの2速75km/hである。

ジル・ビルヌーブ・サーキットのコースレイアウト図

名物は13コーナーと14コーナーで構成された最終シケイン。ここはF1サーキットの中でも最も難しい場所として知られており、下手に縁石に乗ってしまうとアウト側のコンクリートウォールに激突してしまう。ナイジェル・マンセルやミハエル・シューマッハといった歴代のF1王者たちが数多くクラッシュを喫した歴史から「チャンピオンの壁=Wall of the Champions」と呼ばれ恐れられている。と同時に、ここをお気に入りのコーナーに挙げるドライバーも多い。

F1史上最長レース

2011年のカナダGPの決勝レースは、4時間4分39秒54に渡るF1史上最も長い時間を記録したグランプリである。雨の降る激闘を制したのは予選7番手のジェンソン・バトンであったが、この時バトンがリードラップを刻んだのは、最終ラップの僅か1周のみであった。

雨のためセーフティーカー先導でスタートした決勝では、序盤にルイス・ハミルトンがチームメイトのバトンに接触しリタイヤ、37周目にはフェルナンド・アロンソがバトンと接触しこれまたリタイヤと、バトンが優勝するなどとは誰もが考えていなかった。バトンは、ハミルトンとのインシデントではドライブスルー・ペナルティを受け、40周目には最後尾に後退していた。

ファイナル・ラップでレースをリードしていたのはセバスチャン・ベッテル。このままベッテルの優勝かと思われたが、終盤に驚異的な追い上げを見せたバトンのプレッシャー故か、1コーナーでまさかのスピン、バトンが劇的な勝利を収めた。

佐藤琢磨がアロンソをオーバーテイク!

小学校の教科書にでてきてもおかしくないレベルだが、日本人であれば2007年のカナダGPは非常に思い出深いシーズンだ。弱小スーパー・アグリの佐藤琢磨が、マクラーレンのフェルナンド・アロンソを追い上げオーバーテイクしたシーンは実に印象的であった。

サーキットの場所

人工島というよりもむしろ川の中?