セバスチャン・ベッテル、2019年の愛車「SF90」に”リーナ”の名を授ける

カタロニア・サーキットを周回するスクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテル、F1バルセロナ合同テストにてcopyright Ferrari S.p.A.

F1を4度制したセバスチャン・ベッテルというドイツ人ドライバーは、毎年自分の駆るF1マシンに女性の名前をつける性癖を持っていることで知られており、2019年のフェラーリ「SF90」には「Lena(リーナ)」という名を授けた。

開幕オーストラリアGPを直前に控えた13日水曜、メルボルンの中心地に位置するフェデレーション・スクエアで行われたローンチイベントで、かつてのチームメイト、マーク・ウェバーに今年の”彼女”について質問されたベッテルは、苦笑いしながら「名前ね、うん、つけたよ」と答えた。

「リーナ、リーナだよ。彼女は無駄な贅肉がなくて痩せ型なんだ。うん、リーナだ」

2008年以降にベッテルが乗ったF1マシンには全て女性の名がつけられている。初めての”彼女”はトロ・ロッソの「Julie(ジュリー)」、翌年の開幕オーストラリアGPで木っ端微塵に大破したレッドブルRB5には「Kate(ケイト)」の名を与えた。

フェラーリ移籍前のレッドブル・レーシング時代は「ケイトの淫らな妹」「官能的なリズ」「淫らなマンディ」等、想像力を掻き立てるネーミングが話題をよんでいたが、一人の人間として成熟する?につれて、年々”差し障りのない”名が目につくようになってきている。

ベッテルのF1マシンの名前の歴史

12番目のガールフレンド、リーナは、バルセロナ合同テストで他を圧倒する俊足を披露。ハイブリッド最強王者シルバーアローに対して、高いポテンシャルを見せつけている。

F1オーストラリアGP特集

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